慶良間諸島サバニ体験ツアー

海人たちの漁船としては欠かせない船だった！

沖縄の言葉で「サバニ」の「サバ」はサメのこと、「二」は舟のことを指します。昔はサメをはじめとした海の幸を獲るために利用されていました。

糸満漁港は琉球王国の時代から漁業の町として栄えており、昭和初めごろまでサバニが重宝されていました。しかしエンジン搭載の船の台頭などにより木造船の「サバニ」は次第に減っていきました。

帆かけサバニレースをきっかけに復活！

一度途絶えかけた木造の帆かけ「サバニ」ですが、慶良間諸島の座間味島では、1997年に第1回サバニ帆漕レース　（サバニはんそうレース）が開催されました。

これは、帆掛けサバニ（船の一種）を操り、慶良間諸島の座間味島から那覇港まで風力と人力だけで走りきる海上レースで、梅雨明け直後の真夏の風を受けてサバニが海面を滑るというイベントです。

起源は、地元の人々やサバニ文化を愛する人々が「サバニの伝統を後世に伝えよう」という思いから始まったものですが、今は地元漁師や全国の愛好家が参加し、近年は外国人チームも増え、国際的なイベントへと発展しています。

毎年6月末に開催され、那覇・泊港から約35kmを風と櫂で進む過酷なレースとなっていますが、透明度高い沖縄の海に何十隻もの「サバニ」が並び、ヨットマンによって繰り広げられるレースは見応えたっぷりです。

動力源は「帆」と「エーク」

帆で受ける風と「エーク」と呼ばれるオールを動力として進みます。

ツアーに参加するとレクチャーを受けながら実際にエークを使って漕ぐことができるので、船が沖縄の海を走る感覚をぜひ体験してみてください！

釘を一切使わない木造舟

一本の大木をくりぬく方法作られたのがはじまりで、熱湯をかけ圧力をかけながら木を曲げて成形しています。木製の接合材を使っており、金属類を使っていないため海水でさびることもなく耐久性に優れているとされています。

見た目はシンプルですが、弱い風でも推進力を発揮するために船の曲線や重心が精密に考えられています。

実用性・機能性を兼ね備えた伝統工芸

最盛期に比べると数の少なくなったサバニですが、耐久性や機能性に優れており、現在も愛好家が多数います。

シュノーケリングポイントまで「サバニ」で向かうツアーも開催されているので、ぜひチェックしてみてください！

帆かけサバニクルーズツアー

レクチャーを受けながらエークを使ってサバニを漕ぐことができます。自分の漕ぎで沖縄の海を進む感覚は爽快です。

心地よい風に当たりながらゆったりと遊覧をお楽しみください。泳ぎが苦手な方でも、気軽に沖縄の豊かな自然を体感できます。

【座間味/半日】座間味島でココだけ☆沖縄伝統帆船サバニで巡る大自然クルージング《写真撮影・ドローン撮影オプション可》沖縄本島から日帰り参加OK（No.393）開始時間：10:00/13:00所要時間：約2時間9,200円

【座間味/夕方】沖縄伝統帆船サバニで巡る絶景サンセットクルージング《写真撮影付き》座間味唯一の伝統体験！海の上で迎える至極のひととき（No.392）開始時間：日の入り1時間15分前所要時間：約1.5時間9,200円

帆かけサバニシュノーケルツアー

シュノーケリングポイントまでは帆かけサバニに乗って向かいます。足の着くところでシュノーケリングのレクチャーを行うので、お子様や初心者の方でも安心です。

またサバニに乗れる人数が限られているため、少人数でガイドがしっかりサポートしてくれます。

【座間味/半日】沖縄伝統帆舟サバニで巡る感動クルージング＆シュノーケル《写真撮影付き》絶景座間味の海を漕ぎ進め無人島へ！（No.389）開始時間：10:00/13:00所要時間：約3時間15,500円

慶良間ツアーズでは前日・当日といった直近の体験アクティビティツアーの予約も承っています。

ツアー開始直前でも対応できる場合がございますので、お気軽にご相談ください！

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お客様のご希望に合ったプランがきっと見つかるはず。最高の思い出をつくりましょう！