世界屈指の絶景を眺めよう!慶良間諸島にある展望台について
目次
慶良間諸島ってどんなところ
南国の楽園、沖縄本島。
本島の主要都市である、那覇市の泊港から船に乗って西へ40㎞ほど移動すると、5つの有人島を含む36の島々で構成された離島群、慶良間諸島へ行くことができます。
慶良間諸島の自然景観の美しさは、日本国内に留まらず世界的にも注目を浴びているほど。
広大な東シナ海に浮かぶ離島にも関わらず、沖縄本島観光と併せて日帰りで観光できるという点は、慶良間諸島の大きな特徴です。
今回は、そんな慶良間諸島についてのご案内と、そのロケーションを一望するために適したいくつかの展望台を、ご紹介させていただきます。
沖縄旅行の際の、参考にして頂ければ幸いでございます。
慶良間諸島を構成する3つの島
那覇市内にある泊港から出ている船に乗ることで、慶良間諸島を構成している有人島の3つの島へ行くことができます。
それぞれ座間味島、阿嘉島、渡嘉敷島と呼ばれている島々であり、いずれも青い海に囲まれた美しい景観を有しているのが特徴です。
ではまず、3つの島々を順に見ていきましょう。
座間味島
慶良間諸島には、行政の区分上2つの村が存在しており、座間味島はそのうち座間味村と呼ばれる地域にある島です。
人口は600人弱で、かつては水産業も盛んでしたが、現在はその美しい浜辺などのロケーションを礎とした観光業で生計を立てている方が多くなっています。
島の魅力・特徴
座間味島は、港の付近に飲食店などがまとまった数存在しているため、観光しやすい環境が整っています。
また、座間味島で一番有名な観光スポットである古座間味(ふるざまみ)ビーチは、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星の評価を受けていることで有名です。
3㎞ほどの長尺ビーチであり、観光シーズンでも手狭さを感じさせない広々とした砂浜の一面を埋めた白砂は、海のケラマブルーにとてもよく映えると評判です。
ガイド本を頼りに訪れる海外の方も多く、慶良間諸島の中でも指折りの観光島として名を馳せています。
那覇空港からの行き方
那覇市の泊港と座間味港を繋いでいるのは「フェリーざまみ」と高速船である「クイーンざまみ」の2つの船。
フェリーで2時間、高速船で1時間強の航路となっており、時刻表はシーズンごとに異なるため、都度確認が必要です。
フェリーの往復料金が4090円、高速船は6080円となっています。
阿嘉島
阿嘉島は座間味島と同じく座間味村に属している島で、人口は2019年時点で264人と、コミュニティとしての規模は大きくはありません。
しかし、慶良間諸島ならではの自然に恵まれた景観は人々の関心を集めており、毎年多くの観光客がリゾートを求めて島へ足を運びます。
島の魅力・特徴
阿嘉島に向かう船上からまず目に留まるのは、島から延びた大きな橋。
この阿嘉大橋は、隣接した慶留間島との間に架けられている橋で、道路としての役割だけでなく、景観に優れたランドマークとしての役割も担っています。
ケラマブルーの海を橋の上から見下ろせば、想像を絶する美景が観光客の目を楽しませてくれます。
海の透明感では、随一との呼び声高い北浜(ニシバマ)ビーチも観光スポットとして人気が高く、特にシュノーケリングスポットに適しているのが特徴です。
自然豊かな北浜ビーチには、ウミガメが訪れることもあり、離島らしさを味わうにはもってこいの島だと言えるでしょう。
那覇空港からの行き方
阿嘉島は、上記の座間味島と近く阿嘉港へは座間味港と同じく「フェリーざまみ」か「クイーンざまみ」を利用して向かうことが可能です。
ダイヤによって寄港の順番が前後しますが、フェリー、高速船のいずれも料金や所要時間は、座間味港行きと同様です。
渡嘉敷島
渡嘉敷島は、泊港から行くことができる観光向きの有人島の中で、座間味村ではなく渡嘉敷村に属しています。
人口はおよそ750人程度で、島の中部から北部にかけて豊かな山林が広がっているのが地形上の特徴です。
島の魅力・特徴
力強い山岳と森林の自然景観、のどかな田園風景が広がっているのが渡嘉敷島の特徴です。
渡嘉敷、阿波連、渡嘉志久という3つのエリアに島内は分かれています。
豊かなサンゴ礁を見るのに適した阿波連ビーチ、ウミガメと出会いやすいトカシクビーチなど、観光ビーチがいくつも点在していて、好みに合わせて行先を選べるのも嬉しい点。
豊かな緑に包まれた島なので、島内散策の人気も高く、レンタサイクルを利用しての島内観光も盛んに楽しまれています。
自転車に乗って、クバ林奥の浜、中頭の浜、浦の浜といった港から離れた位置のビーチを目指してみるのも良いでしょう。
那覇空港からの行き方
泊港から渡嘉敷島までの距離は上の2島に比べて近く、「フェリーとかしき」で70分、高速船「マリンライナーとかしき」で35分が目安です。
こちらもシーズンによって船のダイヤが変更になるため、ご自身が訪れる時期に合わせて確認するようにしましょう。
フェリーの往復料金が3210円、高速船は4810円です。
慶良間の魅力
慶良間諸島は、沖縄県に属しているだけあって非常に気候が温暖です。
本土とは異なる亜熱帯気候帯に属していて、年中温暖な気候を楽しむことができるのです。
春夏が暖かいのはもちろん、秋の季節を迎えても晩夏ほどの気温が長く続く上に、冬場を迎えても平均気温はなんと15℃程度。
最高気温は20℃をマークする日も多く、冬場であってもマリンアクティビティを思う存分楽しめてしまいます。
慶良間諸島は、一つ一つの島が離島環境になっているため、都市圏を含む大きな島である沖縄本島と比べても、濃く深く南国旅情に浸れる地といえるでしょう。
さらには、完全なリゾート開発が進んだ島とも異なり、亜熱帯気候に適応した南国植物が自然そのままに生い茂っている姿を見られるという点も、人気の要因となっています。
そんな環境は、国から高く評価され、2014年には慶良間諸島全域が国立公園としての指定を受けています。
世界を魅了するケラマブルー
国立公園として指定されたほどのロケーションの根幹を担っているのは、なんといっても諸島を包み込んでいる透き通るようなブルーの海。
この奇跡的な宝石めいた色味を「ケラマブルー」と呼称する方も多く、観光資源として1つのブランドのような扱いを受けています。
ケラマブルーの海は、サンゴや熱帯魚をはじめとするさまざまな生き物たちで満たされていて、多様な生物相を見ることができるのも大きな魅力。
沖縄県随一の観光スポットと言えば、沖縄本島の美ら海水族館ですが、慶良間の海ではそれに負けず劣らずの自然に生み出された水族館のような光景を目にすることができるのです。
マリンアクティビティの聖地
海中景観の良さは、シュノーケリングやダイビングといった潜水アクティビティを楽しむために最適な環境です。
特に、慶良間はダイビングの聖地として世界的に知られており、海外から慶良間諸島へ訪れる方の姿も見られます。
もちろん、海面からでも美しい海の中を見ることができますので、海水浴やマリンスポーツ、SUPにクルージングと、多種多様なアクティビティを楽しむことができるのです。
また、慶良間諸島に点在する美しいビーチの多くでは、用具のレンタルが用意され、ツアーがひっきりなしに開催されています。
普段はアクティビティにあまり興味がないという方が、慶良間諸島への観光をきっかけにその楽しさに目覚めてしまったという声も多数聞かれるほど、慶良間でのアクティビティは魅力が詰まっています。
ダイビングのみならず、マリンアクティビティ全般における聖地だと言っても、過言ではないでしょう。
壮大な大自然
また、慶良間諸島はその大自然も見逃せないポイント。
東シナ海に分布した島々は、海だけでなく島の上、それぞれの陸地にもたくさんの魅力を持っています。
暖かな気候が、植物たちに恩恵をもたらしているのは、上述の通り。
ヤエヤマヤシや、ヤシの木に似たビロウ、南国を代表する花であるハイビスカスやリュウキュウマツといった亜熱帯の植物たちが、観光客を出迎えます。
本土では見かけないような木々や花々は、暖かな土地特有の活力に満ちていて、見る者の心を深く癒してくれること間違いなしです!
また、開発が進んだ土地とは異なる原風景的な景観は、沖縄以前の琉球王国時代を忍ばせてくれるムードも湛えています。
そして、浜辺に足を運べば真っ白な砂が積もった絶景のビーチがいくつも点在しているため、訪れる人々の目を決して飽きさせません。
ケラマブルーの魅力
ケラマブルーと称される海の青さには、もちろん理由があります。
最高の青みを生み出しているのは、海域にたくさん生息しているサンゴたち。
サンゴを植物の一種だとイメージされる方も多いですが、実はサンゴはイソギンチャクやクラゲと同じ刺胞動物。
サンゴは褐虫藻という植物を体内に住まわせて共生しており、その褐虫藻が海面から差し込んだ日光によって光合成を行うという、なんとも不思議な生態を持っています。
光合成といえば二酸化炭素と酸素の循環作業であり、加えて海中にミネラルを排出する効果も。
それによって海の水質は浄化され、海は底まで見通せてしまうほどの透明感を手に入れています。
さらに、サンゴの秘密はまだあります。
サンゴの体の中には石灰質でできた骨があり、歳月と共にサンゴが死ぬとその骨はコーラルサンドという石灰質の白砂へ姿を変えるのです。
このコーラルサンドが静かに海底へ降り積もり、真っ白に染まった慶良間の海底は、太陽光をしっかりと照り返します。
反射した光が、再び海面に届くまでに波長の問題で青さが強調されるため、海の魅惑的な青みが生み出されているというわけです。
このような仕組みを知って眺めれば、より一層ケラマブルーの色彩に、大きな魅力を感じていただけるかもしれません!
慶良間の大自然を一望しよう
美しいロケーションを堪能するためには、その景色を一望できる高台が欠かせません。
そんな需要を満たしてくれる展望台が、慶良間諸島には、いくつも存在しています。
ここでは、慶良間の大自然を一望できる展望台をご紹介させていただきます。
慶良間にある展望台
慶良間にある展望台の中から、人気の高いスポットを5ヶ所取り上げてみました。
以下でご紹介させていただきますので、慶良間に訪れた際は、素晴らしい景観を楽しめる展望台をぜひ楽しんでみてください!
チシ展望台
まず1つ目は、座間味島にあるチシ展望台。
島の沿岸ならではのゴツゴツとした崖に立地しているのが特徴で、岩肌の先に美しい水平線を望むことができます。
おすすめのポイント
東屋のような形状の簡易な展望台ですが、そこから見える景色はまさに白眉。
青く美しい海を見下ろせば、浜辺から眺めるのとはまた違う力強い離島の景観を楽しむことができます。
天候の良い日に足を運べば、海の彼方には粟国島の姿を見ることもできるでしょう。
海風を受けながら屋根の下で一休みできるのも嬉しいところで、夏場に訪れればひと時の清涼感を得られますよ。
座間味港からの行き方
チシ展望台の住所は、沖縄県島尻郡座間味村阿佐。
まず港から東にある阿佐集落を目指し、さらにそこから徒歩で10分ほどの道のりとなっています。
高月山展望台
2つ目は座間味島の、高月山園地と呼ばれるエリアにある高月山展望台。
高月山園地の敷地内には、2つの展望台が設けられています。
おすすめのポイント
2つの展望台からは、異なる景色を眺めることができ、向かって北東の安護の浦、慶良間諸島の島々と、いずれのロケーションも大変美しいものです。
綺麗に弧を描いた安護の浦は、島内一の高さの山である大岳と併せて眺めることができ、海と山を同時に見られる景観は、離島のロケーションをたっぷりと味わうことができます。
島内の集落と湾、その奥に無人島であるガヒ島などの島々を見渡せる光景は、まさに絶景。
とりわけ晴れた日のフォトジェニックさは、筆舌に尽くし難いものがありますよ。
座間味港からの行き方
高月山展望台の住所は、沖縄県島尻郡座間味村座間味。
座間味港からは車であれば5分ですが、徒歩の場合は坂道を20分以上登っていく必要があるため、少々体力が必要になります。
稲崎展望台
座間味島の北側に面した、稲崎展望台をご紹介いたします。
ここはクジラ展望台とも呼ばれており、クジラが慶良間を訪れる時期になると、ここからホエールウォッチングのための観測を行うことが可能です。
おすすめのポイント
座間味島の北の海は、比較的荒々しい景観が特徴的なため、ここから望む海は自然の力強さをしっかりと感じさせてくれます。
景観上の特徴としては渡名喜島、久米島などを見ることができる点が挙げられ、慶良間諸島らしいロケーションを味わえるのが、特色と言えるでしょう。
クジラの姿を見ることができるのは、12から4月にかけての時期。
ツアーに参加して会いに行くのが主流ですが、運が良ければここからでもザトウクジラの姿を見ることができますよ。
座間味港からの行き方
稲崎展望台の住所は、沖縄県島尻郡座間味村字座間味。
座間味港からは番所林道と呼ばれる道を経由して、車で15~20分ほどの距離となっています。
それなりの距離があるため、夏場は徒歩だとかなり遠さを感じてしまうかもしれません。
ニシ浜展望台
座間味島を離れて、今度は阿嘉島からニシ浜展望台をご紹介させていただきます。
観光名所である北浜(ニシバマ)ビーチの付近にあり、併せて訪れやすい点が嬉しいところ。
ちなみに、ニシという言葉は沖縄で北を意味しますので、方角を間違えないように事前にチェックしておきましょう。
おすすめのポイント
この展望台は、北浜ビーチの後方の丘に築かれていて、景勝地である北浜ビーチを一望することができます。
白砂で満ちた美しい浜辺とケラマブルーの海をパノラマで眺めた景観の満足度は、想像に難くありません。
観光シーズンに大盛況の浜辺を眺めても良いですし、シーズン外に静けさに満ちた浜辺を眺めても、充足感を得られるでしょう。
また、足元がウッドデッキになっているため歩きやすく、足場の悪い展望台に行くのには抵抗があるという方にも、おすすめできるスポットですよ。
阿嘉港からの行き方
ニシ浜展望台の住所は沖縄県島尻郡座間味村阿嘉。
阿嘉港からは徒歩で20分ほど。
季節によっては暑気に見舞われますので、レンタサイクルかタクシーを利用して足を延ばすのがおすすめです。
クバンダキ展望台
5つ目は渡嘉敷島から、クバンダキ展望台をご紹介させていただきます。
クバンダキ展望台は、別名阿波連展望台とも呼ばれていて、渡嘉敷島の観光名所として名高い阿波連ビーチの西側に位置しています。
おすすめのポイント
渡嘉敷島で景観を楽しめる場所といえば、この展望台だと名前を挙げる方も多く、観光ガイドの表紙を飾ることも多い眺望を楽しめます。
ちょっとした山道を登っていく必要があり、展望台そのものも3階分ほど螺旋階段を上るため若干体力を要しますが、高さがある分そこからの景色は素晴らしいもの。
美しさに定評のある阿波連ビーチを眺め渡せます。
山道とは言っても階段があったり一定の整備は行き届いていますので、安心して登っていくことができますよ。
渡嘉敷港からの行き方
クバンダキ展望台の住所は、沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連。
山道を通るルートは海岸を抜けていくもので、阿波連ビーチからは徒歩5分ほど。
ただし、港から阿波連ビーチまでがかなり遠く、徒歩だと1時間はかかってしまうため路線バスを利用されることをおすすめします。
大自然の中でアクティビティを楽しもう
展望台からの絶景を楽しんだ後は、目に焼き付けた絶景に身を投じてアクティビティを楽しんでしまいましょう。
遠方に眺めた景色の中ではしゃぐと、また格別の味わいを感じられますよ。
慶良間の大自然を楽しめるアクティビティ
慶良間には、その大自然を楽しめる、爽快かつ参加しやすいアクティビティが目白押し。
ここでは、その中でも特に人気が高いものをご紹介させていただきますので、アクティビティを楽しまれる際の参考にしてください!
シュノーケリング
沖縄のアクティビティにおける大定番シュノーケリングは、慶良間でも盛んに楽しまれています。
シュノーケリングとは、シュノーケルや足ヒレ、ウェットスーツなどの軽装を身に着けて海に潜るというもの。
シュノーケルは、呼吸用の筒と海中メガネがセットになった装備であり、海に顔を浸したまま息継ぎを行うことができるのです。
楽しみ方・魅力
シュノーケリングが海辺の遊びとして高い人気を誇っている理由は、その手軽さ。
水着以外の用具はすべてレンタルすることができ、参加するための資格なども求められません。
ツアーに参加すれば、簡単な説明を受けるだけで、幼いお子様でも思う存分海中の景観を楽しむことができてしまいます。
もちろん、慶良間の海の透明度は息を呑む美しさなので、水中メガネ越しに覗く海中の景観は、一生の思い出になること間違いなしです!
ダイビング
シュノーケリングと同様に、海への潜水を楽しむことができるアクティビティが、ダイビングです。
シュノーケリングが簡易版とすれば、ダイビングは本格派といえるでしょう。
酸素タンクを背負うことによって、レギュレーター越しに呼吸を行いながら、じっくりと長時間の海中散歩を味わうことができるのです。
より深く慶良間の海を楽しみたい方には、もってこいのアクティビティです!
楽しみ方・魅力
海に潜るという点においては、シュノーケリングと同種のように思えますが、アクティビティの内容は大きく異なります。
ダイビングの大きな特徴は、正式な参加のためにはライセンスが必要だということです。
重い装備を着けて深い海に長い時間潜るので、適切な知識を得ずに実行すると、危険があります。
もちろん、正式な手順を踏んでライセンスを取ることができれば、深海を不自由なく遊泳できるようになっていることでしょう。
また、慶良間ではライセンス不要の体験ダイビングも盛んに行われています。
ライセンス不要の体験ダイビングに参加することで、ウミガメを見られることもあるダイビングの聖地、慶良間の海を、目一杯エンジョイすることができますよ!
SUP
SUPことStand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)をご存知でしょうか。
SUPとは、ハワイ発祥のファッショナブルなアクティビティで、ボードに乗ってパドルで漕ぎ、優雅な海上散歩を自分のペースで楽しんでしまおうというものです。
サーフィンのようにボードに乗ると聞くと、難易度が高そうに思えるかもしれませんが、非常にシンプルに楽しむことができます。
楽しみ方・魅力
SUPは、元々ワイキキのサーファーたちが練習のために編み出したものでしたが、広く一般化するにつれて、競技から親しみやすいアクティビティへと変化を遂げました。
SUPに用いられるサーフボードやSUPボードは大型のものであり、波の影響を受けにくく重心を安定させやすいという特徴があります。
その安定性は、SUPをしつつボード上でヨガを行うというツアーが各地で組まれているほど。
複雑なポーズを取ることもあるヨガを行えるほどの安定性は、特筆すべきものでしょう。
近年では、インスタ映えするという観点でも人気を集めていて、アクティビティ中の写真をアップするインスタグラマーも多くいらっしゃいます!
慶良間のロケーションと併せたフォトジェニックさは圧倒的なので、要チェックです。
クルージング
慶良間諸島では、遊覧船に乗ってのクルージングも人気アクティビティの一つ。
南国の離島でお好みの時間帯に優雅な船旅と聞けば、わくわくする方も多いはずです。
船からパノラマで見渡すケラマブルーは、海水浴やアクティビティ中とは一味違った美しさを見せてくれます。
慶良間の海をゆっくりと楽しみたい方に、おすすめのアクティビティです!
楽しみ方・魅力
慶良間諸島では、さまざまなクルージングツアーが開催されていて、好みに応じたプランを選択できる点も魅力的です。
慶良間の海は季節や天候、海の様子によって、さまざまな表情を見せてくれるもの。
真昼の太陽を受ければ海面は美麗にきらめき、夕暮れの時刻にはオレンジに染まる水平線を一望できることでしょう。
また、透明感に溢れた海は、船上からでも魚たちやサンゴの姿を見通すことができます。
アルコールを含むドリンクサービスが提供されているツアーもありますので、至高のくつろぎのひと時を過ごすことができますよ。
カヌー・カヤック
カヌーとカヤックは、二人乗りの小舟で海を漕ぎ進めていくアクティビティ。
大学生やアスリートが行う競技用のカヌーなどと異なり、アクティビティとしてのカヌー・カヤックは非常に穏やかでマイペースな時間を楽しめるものです。
舟の構造によって推進力もしっかりと確保されているため、腕力や体力に自信がない方でも安心して参加することができます。
幅広い年代が楽しめるアクティビティなので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
楽しみ方・魅力
カヌー・カヤックのいずれも重心がしっかりと安定していて、多少の波では転覆することはありません。
低い姿勢で乗り込むため、視線から海面が近く、海を覗きこめばすぐそこに海中の美景が。
二人乗りができるという点もアクティビティとしての大きな長所で、友人同士、カップル、また幼いお子様との同伴など、さまざまなシチュエーションに対応してくれます。
また、ライフジャケット着用での乗船が基本となるため、泳げない方でも安心安全に楽しむことが可能です。
カヌー・カヤックは、浜辺によって異なるロケーションをゆったりと味わうことができるため、慶良間観光においてぜひ体験していただきたいアクティビティの1つです!
ホエールウォッチング
慶良間ならではの珍しいアクティビティとして、ホエールウォッチングをご紹介させていただきます。
慶良間はクジラの群れが繁殖に訪れる地としても知られており、ウォッチングツアーの精度も非常に高いものとなっています。
時期こそ1~3月に限られますが、その時期にツアーに参加すれば、かなりの高確率でクジラの雄姿を見ることができるのです。
楽しみ方・魅力
慶良間諸島を訪れるクジラは、ザトウクジラ。
体長13mほどにも及ぶ巨体を持つクジラであり、マイナーな種ではなく代表的なクジラとして広く認知されているものです。
普通の海ではまず出会える機会のないクジラを間近で目にすれば、計り知れないほど大きな満足感を得られること間違いなしです!
貴重な体験なので、来訪の時期とツアーの時期が被った際は、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。
慶良間で楽しめるおすすめのツアー3選
慶良間諸島で開催されている多種多様なツアーの中から、特におすすめのツアーを3つピックアップさせていただきました。
下記で、ツアー内容の案内と詳細情報へのURLを記載しておりますので、ご興味をお持ちいただけた際は、ぜひ参加してみてください!
まとめ
今回は、慶良間諸島の魅力とそのロケーションを味わえる展望台、楽しめるアクティビティについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか。
各地の展望台から望む景観は、それぞれ異なる魅力を秘めていて、宝物のような美しさを披露してくれます。
1つと言わず2つ、3つと足を運んで、それぞれの景色を見比べてみるのも楽しいですよ!
マリンアクティビティの聖地とも言われる慶良間で、ケラマブルーを堪能してください!
最後までお読みいただきありがとうございました。