
渡嘉敷島内での移動手段は結局何が一番良い?おすすめのショップもご紹介!
目次
渡嘉敷島とは
沖縄旅行では、離島へも足を伸ばしてみたいと思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
沖縄県には複数の離島が存在していますが、その中でも国立公園に指定されたほど美しい海と、自然を誇る慶良間諸島が有名です。
また、その慶良間諸島の中でも最大といわれる渡嘉敷島は、沖縄本土からも高速船やフェリーで気軽に行くことができる場所として、観光客から人気の高い島でもあります。
さらに、透明度が非常に高い慶良間ブルーの愛称で親しまれるその周辺の海には、珊瑚礁をはじめ、色とりどりの熱帯魚やウミガメが生息しており、ダイビングやシュノーケリングといったマリンアクティビティを満喫するのにもうってつけです。
せっかく沖縄観光をするのなら、ぜひこのような非日常を味わうことのできる離島へお出かけしてみませんか?
今回は、アクセスが良好な上に美しい海を存分に堪能することのできる大島、渡嘉敷島への行き方をご紹介し、またその魅力についても詳しくご紹介いたします。
渡嘉敷島への行き方
渡嘉敷島に行くには沖縄県那覇市の泊(とまり)にある、泊ふ頭旅客ターミナルビル(通称とまりん)から出航している、定期フェリーや高速船を利用しましょう。
フェリーには「フェリーとかしき」、高速船には、「マリンライナーとかしき」があり、どちらも船内がきれいに改装されていますので、長旅であっても快適な船の旅を楽しめると人気です。
また、とまりんの敷地内にはチケット売り場カウンターもあり、事前予約をしていない方も当日購入でチケットを購入して乗船することができます。
なお、最速で行きたいのであれば高速船を、時間はかかってもなるべく安い料金で行きたいという方にはフェリーをおすすめいたします。
旅行の目的や旅程とともに所要時間や料金などを考慮して、フェリーと高速船のどちらに乗るかを決めるのが良いでしょう。
フェリーとかしき
フェリーとかしきは1日に1便運航されており、所要時間は片道1時間10分程度です。
フェリー乗船チケットは、乗船日の2ヶ月前の同日から前日まで予約が可能で、当日チケットの購入は直接とまりん内の窓口での購入が必要となります。
また、予約の空き状況によっては往復チケットの購入も可能です。(2週間以内かつ、時間・日付指定による予約のみ)
また、ネット予約をする場合はその日から2ヶ月後までの予約が可能で、予約状況の確認・変更・取り消しはウェブサイト上から行うことができます。
なお、高校生以上の方はチケット料金に加えて環境協力税 (1人100円往復)が必要となりますので、予めご留意の上チケットをお買い求めください。
フェリーとかしきの時刻表や料金について、詳しくは以下のページをご覧ください。
渡嘉敷村船舶情報
http://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/ferry/time
マリンライナーとかしき
マリンライナーとかしき(高速船)は、1日2便運航されています。
所要時間は片道40分ほどなので、マリンライナーとかしきを利用すればフェリーよりも速く行き来でき、日帰り旅行にも最適です。
フェリーとかしきと同様に、予約または当日券の購入で乗船可能です。
なお、こちらも高校生以上の方はチケット料金とは別に環境協力税 (1人100円往復)が必要となりますので、ご注意ください。
なお、マリンライナーとかしきの時刻表や料金については、以下のページをご確認ください。
渡嘉敷村船舶情報
http://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/ferry/time
渡嘉敷島での移動手段
慶良間諸島で一番大きい渡嘉敷島での移動は、基本的に徒歩ではなく、車やバス、またはバイクなどの乗り物を利用するのが主流です。
それぞれの移動手段について、引き続き詳しく見ていきましょう!
路線バス
渡嘉敷島内の路線バスは「とかしき観光バス」のみですが、1日3本〜4本、フェリーや高速船の発着時間に合わせて運行されています。
フェリーがターミナルへ到着する時間の約10分後に発車するよう調整されているので、フェリー到着後バスで移動する方は、なるべく早めにバス停に行くようにすると良いでしょう。
ちなみに、バスの路線はフェリーターミナル、役場、阿波連ビーチの一路線となっており、参考までに、ターミナルから阿波連ビーチまでの所要時間は15分程です。
ただし、同じく人気スポットであるとかしくビーチを目的地とする路線はないため、注意が必要になります。
また、路線バスは大人1名片道400円(子供は200円)と格安なので、島内での交通費用を抑えたいという方には非常におすすめです。
なお、路線バス時刻表は以下のページをご確認ください。
とかしき観光バス
http://www.tokashikibus.jp/timetable/
タクシー
渡嘉敷島でタクシー移動をしたい方には、観光タクシーがおすすめです。
観光タクシーは、ガイド付きの島内観光タクシーのことで、地元のドライバーさんが道案内や観光地に関する説明をしてくれながら移動できます。
そのため、渡嘉敷島のことをもっと知りたい方や、グループ旅行の場合も役立つでしょう。
米浜交通
通常のタクシーや観光タクシーを利用するには、渡嘉敷島唯一のタクシー会社「米浜交通」を利用しましょう。
米浜交通タクシーは、フェリーの発着時間に合わせて待機してくれているので、フェリーが着いたらすぐに乗ることができます。
オンシーズンに関しては、利用客が多いことからすぐに乗れない場合もあることを留意しておきましょう。
料金は、ターミナルから各ビーチまで1台あたり1280円〜1760円です。
大人数で行けば、かなりお得に乗れることもあります。
なお、現在はタクシーの台数が減っていることから、オンシーズンは事前予約をしておくことをおすすめします。
観光客に嬉しい、島一周日帰りプランも用意されているので、ぜひともツアー感覚で気軽にご利用ください。
予約や詳細については、以下のページをご確認ください。
米浜交通HP
レンタカー
渡嘉敷島内では、レンタカーを利用することもできます。
広い渡嘉敷島内にある数々の観光名所を巡るには、レンタカーがあると非常に便利です。
実際に人気のビーチ・展望台巡りやホエールウォッチング、各ツアーへの参加にもレンタカーを使用する観光客が多いです。
なお、島内の主要なレンタカー会社は、「くじらレンタカー」「米浜交通(レンタカー)」「かりゆしレンタルサービス」「アロハレンタル企画」で、どこも人気のためオンシーズンの予約は必須です。
ご予約や問い合わせはご希望の各レンタカー会社へ、直接お電話でご連絡ください。
レンタサイクル
渡嘉敷島は面積が広いだけでなく、山道も多く起伏が激しいため、自転車移動はあまり向いていません。
しかし、現地の風を体感したい方や体力的に自信があるという方はレンタサイクルもあるので、ぜひ利用してみましょう。
レンタサイクルであれば、自分のペースでのんびりと島内を散策することができます。
旅行中に沖縄の美味しいものを食べ過ぎて、少し運動したいという方にもうってつけの交通手段ではないでしょうか。
なお、渡嘉敷島のレンタサイクルについては、以下の「かりゆしレンタサービス」のページをご覧ください。
かりゆしレンタサービス(自転車)
https://www.tokashiki.net/rental/#r_bicycle
レンタルバイク
一人旅で離島を巡る方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方には、費用を抑えつつも徒歩やレンタサイクルより速く移動できるレンタバイクがおすすめです。
観光名所の阿波連ビーチや、とかしくビーチにも気軽に足を伸ばすことができるでしょう。
また、普段からバイクやツーリングが好きな方にとっても、最適な交通手段になること間違いありません。
なお、予約や料金については以下のレンタカー会社のページをご覧ください。
アロハレンタ企画
https://alohatokashiki.jp/car-rental/
かりゆしレンタサービス(レンタルバイク)
https://www.tokashiki.net/rental/#r_bike
民宿の送迎バス
渡嘉敷島内には多くの民宿があり、中にはフェリーターミナルから民宿間の送迎や、民宿から各ビーチに遊びに行くことができる送迎バスプランを用意しているケースもあります。
送迎バスがあると安心できますし、何よりもスムーズで利便性が良いので、お子様連れや家族旅行にも大人気です。
送迎バスがある民宿に宿泊される方は、有名なビーチへ移動したり周辺を観光したりする際に活用してみてください。
徒歩
渡嘉敷島内を移動する際に、徒歩はあまりおすすめできません。
なぜなら、渡嘉敷島は山に囲まれた島であるがゆえに、中には標高200mを超える山も存在し、全体的に坂道が多いからです。
また、島内にはとかしくビーチや阿波連ビーチなど有名な観光向けビーチが複数ありますが、どのビーチもフェリーターミナルがある渡嘉敷集落地域からは遠く、よほどの時間の余裕や体力がなければ徒歩では行くことができません。
他ビーチへの移動に関しても、山を隔てた場所が多いため、徒歩での往復には山越えが必要となる場合が多いです。
そのため、特に坂道や山の多いビーチからターミナル間の移動には、民宿の送迎、レンタカー、レンタバイクなどを活用するようにしましょう。
なお、島内の各集落自体は小規模な所が多いので、集落内であれば徒歩での観光も可能です。
地元民の生活に触れたいという方は、あえて集落を徒歩で散歩しながら見て回るのも良い思い出作りになるかもしれません。
まとめ
今回は慶良間諸島最大の離島である「渡嘉敷島」について、沖縄本土から現地への行き方とともに、その魅力をお伝えしてまいりました。
この記事を見て渡嘉敷島に行ってみたいと思った方は、ぜひ交通手段などを旅の参考にしてみてください。
また、那覇市など沖縄本土のみへの旅行をお考えの方も、半日〜1日だけでも渡嘉敷島などの離島への旅行プランを加えてみてはいかがでしょうか?
これまでに知らなかった、よりディープな沖縄に触れられる旅になること間違いありません!
最後までご覧いただきありがとうございました。