青の洞窟が魅力の恩納村ってどんなところ?慶良間諸島から行ける?慶良間と恩納村を徹底比較
目次
恩納村と慶良間諸島の魅力や観光スポットをご紹介
沖縄県の恩納村(おんなそん)や慶良間諸島(けらましょとう)をご存知ですか?
どちらもリゾート地として大変人気の場所です。
ここでは、それぞれの魅力や観光スポットについてご紹介します!
恩納村と慶良間諸島の距離
慶良間諸島は那覇市から西へ40kmの位置と説明されていることが多いですが、慶良間諸島にはたくさんの島々が点在しているので、沖縄本島からの距離は行き先によって様々です。
慶良間諸島は2つのエリアに分かれており、チービシ環礁と呼ばれるエリアは30分程度で着きますが、渡嘉敷島や座間味島などがある慶良間諸島のエリアは1~2時間程度かかります。
慶良間諸島への玄関口ともいえる那覇市の泊港から恩納村までは、およそ40km強の距離となっています。
慶良間諸島から恩納村へのアクセス
慶良間諸島から恩納村へ行くには、まず沖縄本島へ渡らなければなりません。
慶良間諸島から沖縄本島へは、高速船かフェリーで向かいます。
高速船はフェリーの半分の時間で到着できるので、日帰りしたい方におすすめです。
写真を撮ったり、移動中にのんびりくつろいだりしたいという方はフェリーがいいでしょう。
フェリーは基本的に1日1便、高速船は2便出ていることもあります。
那覇市の泊港に着いたら、恩納村へはタクシーかレンタカーなどで移動することになります。
国道58号線を使って北上するルートが一般的です。
恩納村ってどんなところ
恩納村は沖縄本島西海岸の中央部分に位置しており、沖縄県内でもリゾート地として有名な場所です。
リゾート施設はもちろん、自然を満喫できるスポットも多く、観光地としても人気が高いです。
恩納村への行き方
恩納村へ行くのであれば、那覇空港からバス・車・タクシーのいずれかで移動します。
空港のリムジンバスや路線バスを利用すると時間はかかりますが、料金は安くすみます。
恩納村の魅力
恩納村は村の半分以上が山岳地帯ですが、海岸線沿いにはリゾートホテルがいくつもあり、風光明媚な場所としても有名です。
恩納村の魅力をいろんなポイントからご紹介します。
沖縄屈指の美しい海
恩納村周辺の海は、沖縄本島の中でも美しいと評判です。
那覇市から少し離れているので、手つかずの自然も残されており、南国リゾートにふさわしい白い砂浜とエメラルドグリーンのビーチがたくさんあります。
広大な自然に感動
恩納村は万座毛や県民の森など、広大な自然を感じられる場所が多いのが特徴です。
海岸線から少し内陸に入れば、小さな川やマングローブ林があり、キャンプを楽しめるスポットもあります。
超人気スポット青の洞窟
恩納村の人気スポットとしてはずせないのが「青の洞窟」でしょう。
この神秘的な空間は、沖縄の海の透明度が高いからこそ存在しています。
青の洞窟については、後ほど詳しく解説します。
地元民おすすめの観光スポット
ここからは、恩納村に住む地元民おすすめの観光スポット、青の洞窟・万座毛・真栄田岬の3つをご紹介します。
青の洞窟
透き通った海に差し込む太陽の光が海底の白い砂に反射して、洞窟内が青くライトアップされたように見えることから、青の洞窟と呼ばれています。
洞窟内はもちろん、海の中から見る太陽も水にゆらめいてとても幻想的です。
おすすめポイント
青の洞窟のおすすめは、なんといってもダイビングかシュノーケリングです。
ツアープランがたくさんあり、複数のマリンアクティビティが楽しめるものもあります。
熱帯魚に餌をあげたり、インスタ映えする写真が撮れたりと、ツアーによって特典も違うので、お気に入りのプランを探してみましょう。
那覇空港からのアクセス
那覇空港から青の洞窟に向かう場合は、真栄田岬(まえだみさき)を目指しましょう。
レンタカーでのアクセスがいちばん便利ですが、路線バスを利用するのであれば、「120番・名護西空港線(牧志経由)名護バスターミナル行き」に乗りましょう。
「那覇空港国内線ターミナル」から真栄田岬最寄りの「久良波(くらは)」のバス停までの所要時間は、1時間半程度です。
万座毛
次にご紹介する恩納村の観光スポットは、万座毛(まんざもう)です。
1726年にこの地を訪れた琉球王国の尚敬国王が「万人を座らせるに足る毛(草原)」とほめたたえたことから万座毛と名付けられたそうです。
おすすめポイント
恩納村の絶景スポットといえば、真っ先に思い浮かぶのが万座毛。
広い芝生の台地からは東シナ海を一望でき、東側には恩納村のシンボル・恩納岳も見ることができます。
少し離れた場所から万座毛を見ると、隆起したサンゴによってできた断崖が象の鼻のように見えるのも特徴です。
那覇空港からのアクセス
那覇空港からのアクセスはレンタカーが一番便利です。
レンタカーで高速道路を利用する予定がある場合は、ETCカードを持っていくといいでしょう。
高速バスの場合は、「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」で下車した後、15分ほど歩くことになります。
路線バスならば、最初にゆいレールで那覇バスターミナルの最寄り駅・「旭橋駅」まで移動します。
那覇バスターミナルから路線バスに乗り換えて「恩納村役場前」で下車した後、15分ほど歩けば到着です。
バスは1時間半~2時間程度かかるので、時間に余裕をもっておきましょう。
真栄田岬
万座毛と同じく、恩納村の絶景スポットとして有名な場所です。
海岸国定公園のエリアに入っており、展望台もあります。
おすすめポイント
真栄田岬には展望台があります。
そこから見えるのは、西に残波岬(ざんぱみさき)、北東に万座毛、遠くには北部やんばるの山並みと、美しい海岸線。
豊かな自然と青い海とのコントラストが、素晴らしい景観をつくりだしています。
また、真栄田岬といえば、青の洞窟をはじめとするダイビングやシュノーケリングのメッカです。
真栄田岬周辺にはダイビングショップも多く、さまざまなツアーが開催されています。
また、フィッシングポイントとしても人気で、潮の状態が良ければ大物が釣れるかもしれません。
時間がある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
那覇空港からのアクセス
青の洞窟のアクセスと同様、那覇空港から高速バスで向かう場合は「久良波(くらは)」のバス停で下車します。
レンタカーの場合はカーナビで「恩納村真栄田469-1」と入力しましょう。
慶良間ってどんなところ
慶良間諸島は沖縄本島から西へ40kmほど離れた場所にある島々のことで、「ケラマブルー」と呼ばれる青く美しい海が魅力の場所です。
慶良間諸島の一部は国立公園に指定されており、豊かな大自然がそのまま残されています。
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那覇空港からの行き方
慶良間諸島に行くときは、那覇市の泊港からフェリーか高速船を使うことになるので、まず那覇空港から泊港に移動することになります。
タクシーであれば約15分で着きます。
路線バスを利用する場合は、「那覇空港国内線旅客バスターミナル」から26番・99番のバスに乗り、「泊高橋(とまりたかはし)」で下車、所要時間は約30分です。
モノレールであれば「那覇空港駅」から「美栄橋駅」まで約14分乗った後、10分ほど歩きます。
泊港からはフェリーか高速船に乗り換えます。
公共交通機関で移動する場合は、フェリーと高速船の乗り場が違うので注意しましょう。
慶良間の魅力
慶良間諸島は、沖縄本島から気軽に行ける隠れリゾートとして人気です。
船で1時間ほど離れるだけで、ケラマブルーの美しい海と、点在する島々のコントラストが素晴らしい別世界が目の前に広がります。
世界を魅了するケラマブルー
慶良間諸島周辺の海は驚くほど青く透き通っており、その美しさは「ケラマブルー」と称されます。
慶良間諸島で人が住んでいる島は最も大きい渡嘉敷島、2番目に大きい座間味島など数少なく、自然のままのきれいなビーチがたくさんあります。
海水浴もいいですが、透明度の高い海の魅力をもっと味わえるダイビングやシュノーケリングもおすすめです!
マリンアクティビティの聖地
慶良間諸島はマリンアクティビティの聖地と言われます。
夏から秋にかけての時期はやはり人気で、美しい熱帯魚や回遊魚の群れ、ウミガメやマンタに出会えるチャンスもあります。
冬しかできないホエールウォッチングは、クジラに出会える確率が高いことで評判です。
壮大な大自然
慶良間諸島の一部は国立公園になっていたり、ラムサール条約に登録されていたりと豊かな自然が魅力の場所でもあります。
展望台も多く、ウォーキングコースも整備されています。
そんな美しい景色を眺めながら海岸線をドライブするのもいいですね。
リュウキュウヤマガメ、マダラトカゲモドキなど、希少な生き物も生息しています。
ケラマブルーの魅力
ケラマブルーといわれる海の青さは、白い砂浜にも秘密があります。
慶良間諸島だけでなく、沖縄のビーチは白い砂浜というイメージがありませんか?
白い砂浜の正体は、サンゴの死骸です。
慶良間諸島は、日本のサンゴ礁の半分以上が集まっている場所としても有名です。
ケラマブルーの海は、大自然の恵みといえますね。
地元民おすすめの観光スポット
ここからは、慶良間の地元民おすすめの観光スポット、古座間味ビーチ・北浜ビーチ・ナガンヌ島をご紹介します。
古座間味ビーチ
古座間味(ふるざまみ)ビーチは、座間味島の東側にあります。
2009年に「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に掲載されたことで、世界的にも有名なビーチになりました。
おすすめポイント
広い砂浜が特徴なので、海のそばでのんびりしたい方にぴったりです。
海水浴にもうってつけですが、座間味島のおすすめは冬のホエールウォッチング。
クジラに出会える確率がいちばん高いといわれています。
ショップなどもそろっているので、家族連れにもおすすめです。
那覇空港・座間味港からの行き方
那覇空港からは泊港へ移動し、フェリーか高速船に乗り換えます。
座間味港までの所要時間はフェリーで約2時間、高速船であれば約50分です。
座間味港からは村営バスで約5分、車だと約4分で着きます。
港からビーチまでの距離は約1.4kmなので、徒歩での移動も可能です。
北浜ビーチ(ニシバマビーチ)
北浜ビーチは阿嘉島の東側にあり、「北浜」と書いて「ニシバマ」と読みます。
阿嘉島は小さな島ですが、慶留間(げるま)島・外地(ふかじ)島と橋でつながっているのもおすすめポイント。
レンタカーでドライブするのもいいですね。
ビーチの特徴
青い色のグラデーションが美しいビーチの1つです。
海の透明度が抜群なのでダイビングやシュノーケリングの場所としても人気です。
サンゴで怪我をする心配がなく、子供でも安心して海遊びができます。
那覇空港・阿嘉港からの行き方
那覇空港から泊港へ移動して、阿嘉島行きの船に乗ります。
所要時間はフェリーで約2時間、高速船で約50分です。
阿嘉港からの移動手段はレンタサイクルかレンタルバイク、徒歩のいずれかとなります。
自転車でおよそ10~15分、徒歩で30分ほどかかります。
島内にレンタカーやタクシー、路線バスはありません。
ナガンヌ島
ナガンヌ島はチービシ環礁とよばれるエリアに属しており、慶良間諸島の中では沖縄本島寄りの場所になります。
おすすめポイント
ナガンヌ島のマリンアクティビティ体験ツアーは、移動時間含めて数時間程度のものも多く、離島の雰囲気を味わってみたい方におすすめです。
4~10月であれば宿泊も可能です。
那覇空港・泊港からの行き方
ナガンヌ島へは那覇空港から泊港へ行き、フェリーに乗り換えて20分ほどで着きます。
高速船はありませんが、フェリーは1日往復3便ほど運行しています。
慶良間で楽しめるアクティビティ
慶良間で楽しめるマリンアクティビティはたくさんあります。
今回はその中から、シュノーケリング・ダイビング・SUP・パラセーリング・ホエールウォッチングの5つをご紹介します。
シュノーケリング
シュノーケリングは、浅い水中を遊泳するアクティビティです。
シュノーケルと呼ばれる道具をつけて海の中をじっくりと観察してみましょう。
熱帯魚やサンゴの美しさに目を奪われるはずです。
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【フェリー】9:30集合所要時間:約8〜9.5時間13,900円
↓シュノーケリングについてもっと詳しく↓
ダイビング
ダイビングはシュノーケリングよりも深く潜ることができ、通常ライセンスが必要となります。
ですが、体験ダイビングのツアーであれば、ライセンスを持っていなくても楽しめるため、ぜひ参加してみましょう。
ケラマブルーの海を満喫したい方におすすめです。
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SUP
SUP(スタンドアップパドルボード)は、ボードの上に立ってパドルを漕いで進むアクティビティです。
全身を使うため、体幹やバランス感覚が鍛えられることも人気の理由です。
海上に悠々と漕ぎ出しましょう!
↓おすすめのSUPツアーはこちら↓
パラセーリング
広い海で爽快感を味わいたい方は、鳥のように空の上を浮かぶパラセーリングはいかがでしょうか。
上空から眺める慶良間諸島は忘れられない思い出になること間違いなしです。
↓おすすめのパラセーリングツアーはこちら↓
ホエールウォッチング
冬の間しか楽しめないホエールウォッチングは、慶良間諸島の醍醐味と言っていいかもしれません。
近くで見るクジラの雄大な姿に圧倒されるはずです。
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↓ホエールウォッチングについてもっと詳しく↓
慶良間で人気のツアー3選
最後に、マリンアクティビティのツアーをご紹介します。
あなたにぴったりのプランを見つけてみましょう!
まとめ
恩納村はリゾート施設も充実しており、沖縄本島の中でも人気が高い場所です。
慶良間諸島はケラマブルーと呼ばれる海と豊かな自然が残っており、海外からも多くの人が訪れます。
沖縄本島から日帰りできるツアーもあり、さまざまなマリンアクティビティが体験でき、冬にはホエールウォッチングも可能です。
それぞれ違った魅力があるので、沖縄に旅行する際は両方の場所に行かれることをおすすめします!