チービシ諸島の「ナガンヌ島」で宿泊する方法と魅力を徹底解説!
目次
ナガンヌ島とは?
ナガンヌ島は沖縄本島西方に浮かぶ慶良間諸島の無人島で、那覇からフェリーで約20分というアクセスの良さが魅力です。
透き通った青い海と白い砂浜に囲まれ、自然の美しさを存分に感じられる場所として密かな人気を集めています。潮風や波の音に包まれながら、ゆったりとした島時間を楽しむ、贅沢な気分を味わうことができるでしょう。
歴史的には漁業や自然保護の歩みがあり、静かな雰囲気が訪れる人々を魅了するナガンヌ島をご紹介していきます。
◆チービシ諸島の無人島に興味がある方
◆ナガンヌ島へのアクセス方法を知りたい方
◆ナガンヌ島でのアクティビィティを知りたい方
↓ナガンヌ島やチービシ諸島にはどんなツアーがある?
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ナガンヌ島はどこにある?
那覇から西におよそ40kmの場所に位置する慶良間諸島は、大小20ほどの島が集まっている島嶼群です。
そんな慶良間諸島の入り口には、サンゴ礁でできた神山島、ナガンヌ島、クエフ島の3つの無人島が集まったチービシ環礁があります。
これらの無人島のうち、最も大きい島であるナガンヌ島は、海水浴やスキューバダイビングなどのマリンアクティビティを楽しむのに最適な場所として知られています。
アクセス:那覇泊港からフェリーで20分
ナガンヌ島への行き方
那覇からフェリーでのアクセス
那覇の泊港からナガンヌ島へは定期フェリーやツアー便が運航しており、船上からは慶良間の青く広がる海を眺めながら島へ向かえます。
泊港から1日1~2便のフェリーでしか行くことができないため、早めの準備を心がけましょう。チケットは便利な事前予約がおすすめです!
所要時間・料金
泊港からナガンヌ島までの所要時間は、およそ20分です。
料金は、往復乗船料、施設利用料、消費税が含まれた半日フリープランであれば、9,500円ほどです。
時刻表・乗り場・駐車場
ナガンヌ島へ行くフェリーの時刻表は、時期によって変更があるため注意しましょう。
泊港9:20発→ナガンヌ島9:50着
ナガンヌ島14:50発→泊港15:20着
◆12月~3月
泊港9:20発→ナガンヌ島9:50着
ナガンヌ島16:10発→泊港16:40着
◆GW、7月~9月
泊港9:20:発→ナガンヌ島9:50着
泊港10:40発→ナガンヌ島11:10着
ナガンヌ島14:50発→泊港15:20着
ナガンヌ島16:10発→泊港16:40着
フェリーに乗る場合、乗り場は泊港北岸側にある株式会社とかしきの店舗のところで、集合してから乗船となります。
付近の最も近い駐車場は「とまりん駐車場」と「泊ふ頭地下駐車場」などがあります。ここが満車であれば、「OKパーキング前島」や「前島二丁目駐車場」など、付近にはさまざま駐車場があるため、ご安心ください。
タクシーや車約10分〜15分
【方法②】
路線バスで系統23・26・99・120番に乗り、『泊高橋』バス停から徒歩約1分
【方法③】
モノレール【ゆいレール】に乗り、『美栄橋駅』で降車、駅から徒歩約10分
↓ナガンヌ島のフェリーの乗り方はこちら↓
混雑時期や予約方法
ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期は1日2便にふえますが、それでもフェリーやツアーが混雑します。
オンライン予約や電話予約で事前に席を確保することで、安心して島への旅を楽しむことができます。
また、ツアーに参加すればフェリーに乗れなかった!という心配はありません。特に初めてナガンヌ島を訪れるのなら、ツアー参加をおすすめします♪
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ナガンヌ島に宿泊する魅力
住民のいない無人島であるナガンヌ島ですが、観光客向けの宿泊施設は存在します。
無人島での宿泊は他の観光地とは違った魅力があるため、ナガンヌ島を訪れたいという方は非常に多いのです。
ここでは、そんなナガンヌ島に宿泊する魅力についてご紹介させていただきます。
静寂な島を満喫
日帰り客は16時の最終便で島を離れるため、それ以降は宿泊者だけの特別な時間が訪れます。
宿泊施設が限られるナガンヌ島では滞在人数も少なく、静かな環境を心行くまで満喫できます。
朝の海辺の散歩や夜の星空観察など、島ならではの特別な時間を過ごすことができ、日常の喧騒から離れた贅沢な体験は宿泊者だけの特権となるでしょう。
生き物観察を楽しもう
ナガンヌ島には、蚊をはじめとして虫があまりいません。
その代わりに、夜になれば天然記念物に指定されているオカヤドカリが活動を開始します。
また、ナガンヌ島はウミガメの産卵地としても有名です。運が良ければ産卵や孵化するウミガメの様子が見られるかもしれません。宿泊することで野生の生き物の朝夕の活動も見られ、自然の息吹を肌で感じられる貴重な体験ができます。
ナガンヌ島内にある
オススメの宿泊施設紹介!
ナガンヌ島に宿泊する魅力をご紹介させていただきましたが、ナガンヌ島にはどのような宿泊施設があるのか気になる方も多いと思います。
ここでは、ナガンヌ島内にあるオススメの宿泊施設をご紹介させていただきます。
ナガンヌステイ 施設の詳細
ナガンヌステイは、ログ風の宿泊棟にベッド・照明・エアコンを備え、温水シャワーや共用トイレも利用できる快適な無人島ステイ。
無人島ながら宿泊は1泊2食付き(夏季は3食)で、夕食をBBQに変更することも可能です。
シャンプー・リンス・ボディソープなどの基本的なアメニティが揃っており、自然を感じながらも安心して滞在できます。
虫が少なく過ごしやすい点も魅力ですが、飲料水や軽食は数に限りがあるため、必要に応じて持参するのがおすすめです。
ナガンヌキャンプ施設の詳細
テント泊で夜空と海を満喫できるキャンププラン。温水シャワーや共用トイレが利用でき、レンタルのテント・寝袋・調理器具も揃っています。
2食付きプランで自然と一体になれる体験が魅力。
ただし、電源はなくスマホ充電不可。懐中電灯や虫よけ、飲料水など必需品を忘れずに準備する必要があります。
ナガンヌ島で食事
ナガンヌ島では宿泊者向けの食事に加え、日帰り利用者も楽しめる軽食メニューが用意されています。飲食物の持ち込みは禁止されているため、島内のレストランや施設を利用しましょう。
食事 | 内容例 | 特徴 |
---|---|---|
夕食 | 鉄板焼きBBQスタイル(肉料理中心) | 無人島の特別感を味わえるボリューム満点の夕食 |
朝食 | ホットサンド、パン、ドーナツ、フルーツ、ジュース | 軽めで朝にぴったりのメニュー |
夏季限定 | 3食付きプランもあり | 滞在中の食事が全て含まれる安心プラン |
ナガンヌ島で楽しめるアクティビティ
チービシ諸島の美しい無人島ナガンヌ島では、宿泊者だけでなく、日帰りでも楽しめるアクティビティが揃っています。
シュノーケリングツアー
ナガンヌ島周辺の透明度抜群な海で、色とりどりの熱帯魚やサンゴ礁を間近で観察できます。初心者でも安心して参加できるよう、ガイドが丁寧にサポートしてくれるプランが豊富です。
ウミガメと出会えるチャンスもあり、自然とのふれあいを存分に堪能できます。
↓ナガンヌ島のおすすめ
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ダイビングツアー
ナガンヌ島周辺の海域は、ダイビングスポットとしても人気です。初心者向けの体験ダイビングプランでは、インストラクターが安全に配慮しながらサポートしてくれるため、初めての方でも安心して参加できます。
水中では、色鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚、運が良ければウミガメと出会えることも。ダイビング後には、海上でのリラックスタイムも楽しめます。
↓ナガンヌ島のおすすめダイビングツアーはこちら↓
貸切りチャーターツアー
ナガンヌ島周辺の海域をプライベートで楽しめる貸切チャーターツアーは、グループやファミリーに最適です。シュノーケリングや釣り、ダイビングなど、参加者の希望に合わせたアクティビティを自由に組み合わせることができます。
船上では、ガイドが安全に配慮しながらサポートしてくれるため、初心者でも安心して参加できます。プライベート感満載のツアーで、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
↓ナガンヌ島のおすすめ
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ナガンヌ島に訪れるうえでの注意点
無人島であるため静寂やプライベート感覚で楽しめるナガンヌ島ですが、実は訪れるうえでいくつかの注意点があります。
この注意点を知らなければ、現地でトラブルに発展する可能性があるため、必ず押さえたいポイントといえるでしょう。
ここでは、ナガンヌ島を訪れるうえでの注意点についてご紹介させていただきます。
早めの予約が必要
ナガンヌ島への宿泊をご希望の場合、早めの予約は絶対に必要です。
その理由は、ナガンヌ島には宿泊棟が20棟しかないことにあります。他の観光地とは違い、限られた数のみの宿泊移設であるため、可能な限り早めの予約をしなければ宿泊できません。
ナガンヌ島を訪れようと思ったら、すぐに予約の確認をすることをオススメします。
フェリーの欠航
予約をしていても、悪天候などの要因によりフェリーが欠航する可能性があります。
欠航した場合、携帯電話かメールアドレスに連絡がありますが、オフィシャルサイトやトップページでも出航予定を確認可能です。
そのため、台風の多い時期などは特に天気に注意しましょう。
島内への飲食物の持ち込み禁止
ナガンヌ島には環境保護のためのルールが設けられており、その中に飲食物の持ち込みが禁止というものがあります。
そのため、カバンの中に入っているものを含めて、事前に飲食物は処理しておきましょう。
ナガンヌ島内ではカレーライスや鶏のから揚げなどの食事、ソフトドリンクやビールなどの飲料の販売を行っているため、滞在中は島内で購入しましょう。
ナガンヌ島の宿泊でよくある質問(FAQ)
宿泊施設は「ナガンヌステイ」と「ナガンヌキャンプ」の2種類があります。ステイは快適なログハウスでの宿泊、キャンプはテント泊で自然と一体になれる体験型プランです。
宿泊施設やキャンプ用品は基本的にレンタル可能ですが、懐中電灯や虫よけ、飲料水などは持参すると安心です。貴重品の管理にも注意が必要です。
はい、ナガンヌステイ・キャンプともに家族連れや初心者向けプランが用意されており、スタッフがサポートしてくれるので安心です。
まとめ
慶良間諸島に属するナガンヌ島は抜群の透明度を誇る美しい海に囲まれているため、マリンアクティビティをはじめとした、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。
無人島であるナガンヌ島では、人が少ないことによる静かなひとときが過ごせるため、夕方や夜の美しい景色を独占できます。
半日だけの訪問でも充分に楽しめますが、せっかく訪れるのであれば宿泊をオススメします。
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