
春の訪れ!慶良間の4月
目次
春の訪れ!慶良間の4月
春が訪れる4月!気温が徐々に高くなり、暖かな陽射しの日が増えて、心もポカポカとなんだか陽気になる季節ですよね。
冬は寒くて家に閉じこもりがちになるかと思いますが、春を迎えて心機一転思い切って旅行に行こう!なんて明るい気持ちになる方も増えるのではないでしょうか?
今回は、春を迎えた慶良間諸島の魅力についてご紹介していこうと思います。
慶良間諸島ってどんなところ
慶良間諸島は大小20の島々から構成される島嶼群です。有人島もありますがほとんどが無人島で、℃の島も面積が狭く、かなり小さな島となっています。
最も大きな島は有人島の渡嘉敷島で、15.31㎢となっています。これは、大体東京都武蔵村山市と同じくらいの大きさです。
しかしながら、慶良間諸島へ訪れる観光客は年々増えていて、ベストシーズンはたくさんの人で賑わっています。さて、そんな慶良間諸島には、どんな魅力が詰まっているのでしょうか?
慶良間諸島を構成する3つの島
慶良間諸島を代表する有人島3つについて、ご紹介していきます。
阿嘉島
島の魅力・特徴
阿嘉島は有人島としては小さめで、面積は3.82㎢となっています。阿嘉島には阿嘉大橋という大きな橋があって、慶留間島という別の島とつながっています。慶留間島も有人島で、阿嘉島を訪れる人は慶留間島観光もセットで楽しむのが通例です。
阿嘉島には、ニシバマビーチという有名なビーチもありますが、展望台もたくさんあります。クシバル・ニシバマ・タキバル・アマグスク展望台から眺める景色は絶景です。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーざまみ・・・約90分
高速船クイーンざまみ・・・約50分

渡嘉敷島
島の魅力・特徴
慶良間諸島の中で一番大きな島である渡嘉敷島は、15.31㎢あります。沖縄本島から最短35分程度で行けるので、日帰りで訪れる人も多いです。このため、たくさんの観光客がケラマブルーを求めて集まるのも頷けます。
日帰りでケラマブルーを堪能できる渡嘉敷島では、マリンアクティビティを楽しむためのサービスが充実しているので、手ぶらでも楽しめてしまうのが魅力です。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーとかしき・・・約70分
マリンライナーとかしき・・・約35分
座間味島
島の魅力・特徴
座間味島は、面積6.66㎢の有人島です。座間味島には、古座間味ビーチという有名なビーチがあって、ここがミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星を獲得したことで、世界的に有名になりました。
高い評価を受けた、透明度の高い海では数々のマリンアクティビティを楽しむことができ、多くの人に愛されています。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーざまみ・・・約90分
クイーンざまみ・・・約50分

慶良間の魅力
慶良間諸島にはたくさんの魅力がありますが、その中でも今回は3つについて簡単にご紹介します。
世界を魅了するケラマブルー
先ほどからご紹介しているケラマブルーが一躍有名になったきっかけは、やはりミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星の評価を受けたということと、慶良間諸島が国立公園に指定されたということでしょう。
世界を魅了するほど透明度の高い海は、国をあげて保護されているのです。
マリンアクティビティの聖地
それほど透明度の高い海で行うシュノーケリングやダイビングは、普通の海で行うそれとは比べ物にならないほど感動的です。
透き通った海の中の世界では、色とりどりのサンゴや熱帯魚たちの遊泳をはっきりと見ることができて最高です。故に、マリンアクティビティの聖地としてたくさんの人に愛されています。


壮大な大自然
国立公園に指定されたのは海の美しさもありますが、その海を作り出している貴重な自然の存在が背景にあります。特に慶良間諸島のサンゴは非常に種類が多く、また育ちも良いため保護・維持していく必要がありますのです。
慶良間諸島のビーチは基本的に砂浜ではなく真っ白なサンゴの死骸です。これによって、海の水がろ過されて、透明度の高いケラマブルーを作り出しているのです。
さらに、透明度の高さから、海中までしっかり太陽の光が届くため、サンゴがのびのび育つことができる環境なのです。こうした循環から、慶良間諸島では豊かな自然が育っているのです。
慶良間の4月とは
慶良間諸島では、ザトウクジラを見ることができるシーズンがありますが、4月はその最後の月となります。暖かい中でザトウクジラを見ることができるのは、4月だけ!
また、海びらきが行われるのもこのシーズン!クジラと海を思う存分楽しむなら、暖かくなる4月がおススメです。
慶良間の4月の気候
暖かくなる4月の慶良間諸島の平均気温は19~23℃。水温は22~24℃程度になります。
3月と変わらない数字ですが、3月よりは暖かくなります。とは言え、まだ北風が強く寒い時間帯がありますので、暖かい恰好の準備は必要となります。
4月の慶良間の服装と持ち物
4月に適した服装
3月よりは暖かいとは言え、天気や時間帯によっては肌寒さを感じる場面もありますので、ある程度の防寒着は必要となります。
また、4月後半は大丈夫かもしれませんが、4月初旬~中旬にかけて海を楽しむのなら、ドライスーツなどの装備が必要となるでしょう。海水浴をするなら、ラッシュガードなどがおススメです。
4月の持ち物
・防寒着(薄手のコートやパーカーなどの羽織れるもの・長袖長ズボン)
・日除けグッズ(日傘・防止・日焼け止めなど)
・ドライスーツやラッシュガード
4月の慶良間の主なイベント&楽しみ
主なイベント
主なイベントは、ザトウクジラの様子を見ることができるホエールウォッチングと、海びらきです。特に、座間味村では毎年4月中旬に「座間味村の海びらき」というイベントを開催しています。
場所は例年座間味島の阿真ビーチとなっていて、当日は、座間味村のみなさんによるエイサーやフラなどのステージや子どもたちの魚つかみ取りなどの催しが行われます。来場者には、魚のから揚げやぜんざいなどが振舞われ、多くの観光客が参加しています。せっかく沖縄に遊びに行くのですから、エイサーなどの伝統芸能も楽しめたら一挙両得ですよね。
さらに、座間味では4月後半に「ビルフィッシュ・トーナメント」というイベントも開催される予定があります。これは、カジキ釣り大会の一つで、毎年多くのチームが参加して釣りあげたカジキの大きさを競っています。
楽しめるポイント
ホエールウォッチングもさることながら、座間味村の海びらきは時期が合えば是非足を運んでみて欲しいところです。
せっかく沖縄に訪れたのですから伝統芸能のエイサーも見てみたいですよね、慶良間諸島でエイサーを見ることができるタイミングは多くありません!
特に、慶良間諸島で旅行を完結させるなら、こうしたイベントに参加することで、より充実したものなるでしょう。
4月の慶良間の注意点
4月後半は、5月と同じくらいの暖かさになりますが、同時に陽射しもより強くなります。
日除けグッズは絶対に持っていくようにしましょう。特に、日焼け止めは必須です。陽射しの強い中、長時間海に潜ると熱中症になってしまいますので、4月だからと言って油断しないように気を付けましょう。
慶良間で楽しめるアクティビティ
慶良間諸島で楽しめるマリンアクティビティには様々ありますが、どれも初心者が挑戦できるようなサービスが充実しています。今回は、それぞれのアクティビティの初心者へのおススメ度をご紹介していきます。
シュノーケリング
おススメ度:★★★
シュノーケリングは重厚な装備が必要なく、海の浅い場所で楽しむことができるので泳ぎがあまり得意でない方や初心者の方におススメです。
ツアーによっては、3歳からでも参加できるものもあるので、お子さん連れでも楽しむことができます。

ダイビング
おススメ度:★★
ダイビングは、シュノーケリングと比べて装備が必要となりますが、海の深い部分の景色を楽しむことができるので非常に楽しいアクティビティです。
慶良間諸島では、レンタルショップやツアーサービスが充実しているため、ダイビングの経験がない初心者でも気軽に挑戦することができます。
SUP
おススメ度:★★★★
SUPは今大人気のマリンアクティビティ!サーフボードのようなボードに乗って、海上をパドルで漕いで進んでいきます。
特別な技術や装備がいらないので、老若男女問わず挑戦できるアクティビティです。

クルージング
おススメ度:★★★
クルージングは基本的に他のアクティビティと組み合わせて利用するということの方が多いかもしれませんが、船に乗って海上を遊覧するツアーももちろんあります。
シュノーケリングやダイビングスポットへ行くまでに利用したり、釣りやホエールウォッチングを楽しんだりもできます。特に必要な準備もないので、誰でも参加することができます。
カヌー・カヤック
おススメ度:★★★
自分でしっかり漕がなければいけない分、体力は必要となりますが、カヌーやカヤックで行う旅でしか味わえない感動があります。基本的に装備や道具はレンタルするので、必要なものはありません。
誰でも参加することができ、体力に自信のある方におススメです。


ホエールウォッチング
おススメ度:★★★★
全くなんの準備も必要のないホエールウォッチングは、誰にでもおススメです。方法は様々あって、クルージングやシュノーケリング、ダイビングで行うことができます。
特に、クルージングでのホエールウォッチングは本当に誰でも参加できるので、一番気軽に挑戦できるアクティビティではないでしょうか。

慶良間のおすすめ観光スポット
慶良間諸島にあるおススメ観光スポットを5つご紹介していきます!
古座間味ビーチ(座間味島)
実はシュノーケリングが禁止されているビーチが多いことをご存じでしょうか?座間味島にある古座間味ビーチでは、自由にシュノーケリングができるので、たくさんの観光客がここでシュノーケリングを楽しんでいます。
とにかく透明度が高い美しい海を楽しみたいなら古座間味ビーチがおススメです。
阿真ビーチ(座間味島)
阿真ビーチでもシュノーケリングを楽しむことができますが、ここでのポイントは間近でウミガメを見られる可能性が高いということです!
特に、満潮の時にはウミガメが餌を食べるために姿を現すことが多く、浅い場所で泳ぐウミガメの様子をみることができます。かなりの高確率で出会えるので、ウミガメシーズンは是非阿真ビーチへ行ってみてください。
阿嘉大橋(阿嘉島)
阿嘉島の港からすぐ行けるところにある阿嘉大橋は、阿嘉島と慶留間島をつなぐ生活に欠かせない橋です。なぜここが観光スポットになっているかというと、慶良間諸島の代名詞であるケラマブルーを一望できるからなんですね!
阿嘉島に宿をとる場合は、是非夕日を見に阿嘉島へ足を運んでみてください。ケラマブルーと夕日が織りなす絶景は、ここで見るのがおススメです!
阿波連ビーチ(渡嘉敷島)
阿波連ビーチが人気の理由は、渡嘉敷島が那覇から最短35分で行けるという近さにあります。このため、那覇を拠点にして日帰りで訪れる観光客がかなり多くなっています。
マリンアクティビィを楽しみたい!という方には、沖縄から最も近いケラマブルーとしておススメです!
トカシクビーチ(渡嘉敷島)
トカシクビーチは、阿波連ビーチと同じく渡嘉敷島にありますが、どちらかというとひっそりとしていて観光客は少なめです。
その分周辺施設も充実はしていませんが、人と離れて静かにゆっくりとケラマブルーを楽しみたい方におススメのスポットです。
まとめ
いよいよ春を迎え、陽気溢れる時期である4月。初旬は3月のように肌寒さも残りますが、中旬以降は夏を感じるほど暖かくなりますので、ケラマブルーを楽しむにはこのタイミングがいいかもしれません。
5月に入るとGWもあるので、慶良間諸島に向かうツアーは充実しますが、その分訪れる人も多くなります。シーズンをずらして、ひっそりと楽しみたい!という方には4月中旬から下旬の旅行がおススメです!