
年末年始は慶良間に行こう!おすすめのアクティビティ・おすすめのツアーについて
目次
慶良間諸島ってどんなところ
慶良間(けらま)諸島は、沖縄県那覇市から西に約40kmに位置しており、東シナ海に点在する大小合わせて30以上の島々からなる諸島です。
沖縄県に属しており、行政では渡嘉敷村(とかしきそん)と座間味村(ざまみそん)にわかれています。
2014年(平成26年)に、海と陸がマッチした景観が評価され、慶良間諸島国立公園に指定されました。
慶良間諸島国立公園には、慶良間諸島の固有種であるケラマジカが生息しています。
日本のいちばん南に生息するシカとして有名です。
その中でも屋嘉比島(やかびじま)と慶留間島(げるまじま)に生息するものは天然記念物にも指定されており、保護されています。
他にも、ホントウアカヒゲ、カラスバト、リュウキュウヤマガメなど、希少な動物が生息しています。
海には多様なサンゴや生き物が生息し、ザトウクジラの出産・子育ての海域にもなっており、冬季には目撃数がピークになります。
透明度の高いケラマブルーの海や亜熱帯地域特有の大地からは力強さを感じるでしょう。
年末年始の慶良間
慶良間諸島は年末年始もマリンアクティビティが開催されているのが魅力です。
フェリー、高速船も普段通り運航しているので、日帰りでのマリンアクティビティも楽しめますよ。
年末年始に旅行するメリット
ここでは年末年始に旅行する、3つのメリットをご紹介いたします。
年末年始に旅行を計画している方は参考にしてみてください。
混雑なく旅行を楽しめる
年末年始は混雑するイメージがありますが、慶良間はオフシーズンなので観光客は少なくなっています。
人気のマリンアクティビティもゆったりと楽しめるので、穴場シーズンともいえるでしょう。
夏に比べて旅費が安くなる
慶良間のベストシーズンは夏です。
年末年始はオフシーズンのため旅費も安価に設定されています。
ゆっくりと贅沢に慶良間諸島を楽しみたい方は年末年始がおすすめです。
たくさんのイベントが開催される
年末年始はカウントダウンイベントや神社への参拝など、季節を感じられるイベントが開催されています。
沖縄本島ではイルミネーションが楽しめるところも多くあります。
年末年始にしかできない遊び方で楽しんでくださいね。
慶良間の魅力
沖縄本島からのアクセスも良く、近場で最高のマリンアクティビティを楽しめるのが魅力です。
ケラマブルーと呼ばれる周辺の海は世界的にも人気があり、海を愛する多くの人を魅了しています。
ここからは慶良間の魅力をご紹介します。
世界を魅了するケラマブルー
慶良間の海はその美しさからケラマブルーと呼ばれており、世界的にも有名なスポットです。
ケラマブルーの海は透明度が高く、サンゴや熱帯魚たちをしっかりと観察することができます。
ウミガメも生息しており、運が良ければ悠々と泳ぐ姿を見ることができるでしょう。
運が良ければ、ウミガメが一緒に泳いでくれるかもしれませんよ。
海中の世界を楽しむのはもちろんですが、ケラマブルーの海は眺めているだけでもリラックス効果があります。
色々な楽しみ方でケラマブルーの海を満喫してくださいね。
マリンアクティビティの聖地
ケラマブルーの海は海底が透けて見えるほど透明度が高く、ため息がでるほど美しいので、シュノーケリングやダイビングは特におすすめです。
世界中からダイバーが集まるほど人気がある海です。
開催されているアクティビティは初心者でも体験できる内容となっているので、どなたでも楽しめますよ。
冬季限定のホエールウォッチングもこの地域でしか体験することができないので、年末年始に訪れる際はぜひチェックしてみてください。
パラセーリングやウェイクボードなど、スリルを味わえるアクティビティも開催されています。





壮大な大自然
慶良間諸島はもともと沖縄本島と連なる山脈の一部で、地殻変動により陸地が沈降して現在のような島々の集まりになったと考えられています。
島ごとに特徴が異なる地形と、山と海が両方楽しめる景観は雄大で美しいです。
また、海食地形が発達し100m~200mに達する断崖を形成する場所もあります。
自然が造り上げた地形は迫力と見応えがあります。
海岸はサンゴの欠片などでできた遠浅の白い砂浜が広がっており、こちらも自然の力強さを感じることができるでしょう。
ケラマブルーの魅力
ケラマブルーの一番の魅力は、エメラルドが輝くように透き通ったブルーが美しいことです。
その他の特徴として、他の地域に比べてケラマブルーの海には、サンゴや生き物の種類が豊富であることが挙げられます。
種類が増えれば見応えもアップし、さらにマリンアクティビティが楽しくなりますよね。
ウミガメに出会える可能性があり、冬季はザトウクジラがやってくるのでホエールウォッチングも楽しめますよ。
おすすめのアクティビティ
慶良間諸島ではさまざまなアクティビティを楽しむことができます。
ここからは慶良間諸島でおすすめのアクティビティをご紹介します。
シュノーケリング
シュノーケリングをする時は、どのような体験がしたいのか整理してプランを選ぶと、満足度も高くなり充実した時間が過ごせるでしょう。
沿岸から海に入るビーチエントリーは、海に慣れていない方におすすめです。
ボート(船)でポイントに向かい、ボートから海に入るボートエントリーは、人混みの少ない場所でゆったりと楽しみたい方にいいでしょう。
シュノーケリングは3歳からでも楽しめるプランがあり、小さなお子様がいるご家族もみんな揃って海の世界を楽しめるのが魅力です。
ツアーでは経験豊富なインストラクターがサポートしてくれるので、泳ぎが苦手な方も安心して参加できますよ。

おすすめポイント
一番シュノーケリングで人気がある場所が阿嘉島(あかじま)の北浜(ニシバマ)ビーチです。
シュノーケリングスポットはビーチから少し離れているのですが、サンゴが生き生きとしており、そこで暮らす熱帯魚も活発で見応えがありますよ。
しかし近年では観光客が急増し、さらに温暖化の影響で海の中の環境も変わり、生き生きとしていたサンゴも減少しているのが現状です。
サンゴが回復するには長い時間がかかります。
サンゴや熱帯魚を傷つけないように大切に見守っていきましょう。

ダイビング
慶良間ではダイビングを楽しむこともできます。
慶良間諸島は那覇市から船で20分~60分で訪れることができ、近距離で透明度の高い美しい海を満喫できるのでとても人気があります。
日帰りで楽しめるのも人気の理由ですね。

おすすめポイント
ダイビングには渡嘉敷島の北西に位置する野崎がおすすめです。
サンゴが美しいことで有名で、まるで竜宮城に来たような雰囲気を味わえます。
潮通しもよくクマノミなどの熱帯魚も多く生息しているので、サンゴと合わせてじっくり観察してみてくださいね。
ホエールウォッチング
冬季限定で開催されるホエールウォッチングは、慶良間に訪れた際は体験したいアクティビティのひとつです。
この時期になると、ザトウクジラが出産と子育てのために慶良間の海に戻ってきます。
親子そろって泳ぐ姿や大きな体を間近で見ると、とてもダイナミックで迫力があり感動します。

おすすめポイント
ホエールウォッチングをする際には、座間味村の海がおすすめです。
座間味村のホエールウォッチングは「クジラを追いかけない」「接近しすぎない」などのルールを守り、クジラ達にとって居心地のいい海を心掛けています。
座間味島にはクジラ展望台があり、ベテランのスタッフがクジラを探し、ボートを無線で誘導しています。
そのため待機時間も少なく、クジラとの遭遇率が高いのが魅力です。
経験豊富なガイドが安全に案内してくれるので安心して楽しめますよ。
グラスボート
船の上から濡れずに海中を楽しめるのがグラスボートです。
足元に水族館のような窓があり、のぞき込んで海の世界を観察します。
慶良間の海は透明度が高いので、カラフルなサンゴや熱帯魚たちがはっきりと見えますよ。
小さなお子様からご年配の方まで幅広く楽しめるのも魅力です。
おすすめポイント
座間味村の内海は、年間を通してウミガメが見られるのでグラスボートをするのにおすすめです。
ガラスのすぐ下に来てくれることもありますよ。
時々珍しい魚に出会えることもあり、何度でも参加したくなるアクティビティです。
クルージング
船を貸し切りにして、最高の1日を過ごしましょう。
2人で楽しむのも、大人数で楽しむのも、自分の思い通りに遊ぶことができますよ。
クルージングは日帰りのデイクルーズから長期間楽しめるロングクルーズまで、さまざまなプランがありますので、旅行スケジュールにあわせて選びましょう。
慶良間の美しい海をクルーズで楽しむのは贅沢な気分を味わえます。
クルーザーで過ごす時間は特別感がありますので、ぜひ体験してみてください。
おすすめポイント
クルージングでは、慶良間諸島の無人島に上陸するのがおすすめです。
広くて真っ白な美しいビーチを貸し切りにして、思い切り遊びましょう。
海水浴やシュノーケリング、貝殻拾いもいいですね。
おすすめのツアー
ここでは年末年始におすすめのツアーを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。


まとめ
慶良間諸島の年末年始についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
年末年始はオフシーズンならではの楽しみ方や、冬季限定のホエールウォッチングができるおすすめの時期です。
世界的にも人気の高いケラマブルーの海を楽しんでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。