地元民が教える慶良間でおすすめのビーチ5選!美しいビーチで海水浴を楽しもう!
目次
慶良間諸島ってどんなところ
慶良間(けらま)諸島は沖縄本島から日帰りでも行ける距離にある大小20ほどの島々です。
マリンアクティビティの聖地とも呼ばれ、世界的に名高いケラマブルーの海を楽しむことができます。
慶良間諸島国立公園に指定され、海を中心としたダイナミックな自然環境を楽しめます。
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慶良間の魅力
慶良間諸島はその全エリアが、水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守るラムサール条約登録地となっています。
また、座間味島(ざまみじま)は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星を獲得しています。
このように世界的に評価が高まっている慶良間諸島は、毎年世界中から多くの人が訪れる観光スポットです。
慶良間諸島の評価が高まっている理由には、透明度の高いケラマブルーをはじめとした壮大な自然環境が挙げられます。
世界を魅了するケラマブルー
慶良間諸島の海の透明度は世界屈指、とも言われています。
海底数十メートルまで見ることのできる透き通った海水と、そこに反射する陽の光が作り出す海の青い色、ケラマブルーが有名です。
深さによって薄い青から濃紺まで、海の中でグラデーションができており、その美しさは自然の神秘を感じさせます。
海の透明度が世界トップクラスな理由は、海底が全体的に浅く、そこに光合成を行うサンゴ礁が多く生息し、黒潮に不純物が少ないためとされています。
マリンアクティビティの聖地
慶良間諸島は、透明度の高い海はもちろん、ビーチが遠浅ということもあり、上級者はもちろん、初体験や初心者などだれでも楽しめるアクティビティが揃っています。
どのアクティビティも絶好のロケーションで行われますので、グレードアップした体験になること間違いありません。
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壮大な大自然
慶良間は、海を中心とした壮大な自然に囲まれています。
慶良間諸島は、平成26年に慶良間諸島国立公園として指定されました。
これは、ケラマブルーに代表される透明度の高い海、種類豊富なサンゴ礁、ザトウクジラの繁殖領域、白い砂浜などが貴重なものであり、自然保護の観点からも国による管理が行われるというものです。
慶良間のビーチの魅力
慶良間には、エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が印象的なビーチがあちこちにあります。
沖縄本島より数段美しいと言われる慶良間の海と、サンゴのかけらが蓄積されてできた真っ白な砂浜で、慶良間のビーチを楽しんでくださいね。
慶良間諸島の人気ビーチは、渡嘉敷島、阿嘉島、座間味島に集中しています。
また、無人島のビーチに連れて行ってくれるツアーもあります。
どこまでも続くエメラルドグリーンの海
慶良間には遠浅なビーチが多く、透明度の高い海に差し込む光の反射で海がエメラルドグリーンに輝きます。
浅瀬の海にも、たくさんのサンゴ礁が群生しており、サンゴを隠れ家にしているカラフルな魚たちが泳ぐ様子も見られます。
真っ白な砂浜でのんびりしよう
慶良間諸島の砂浜の多くは、死んだサンゴ礁のかけらが堆積してできています。
このかけらが海水を濾過しており、透明度を高めているのです。
そんなサンゴからできた慶良間の真っ白な砂浜には、沖縄本島や本州のビーチのような人工物があまりなく、素朴なビーチでのんびりと過ごすことができます。
美しい絶景を写真に収めよう
本州から来た旅行者はもちろん、沖縄本島の人でも、慶良間の美しい絶景に驚くことがあります。
エメラルドグリーンの海と白い砂をバックに撮影した写真は、いつまでも良い思い出になります。
SNSに投稿して、友達や家族に共有するのも良いかもしれませんね。
慶良間のビーチで海水浴を楽しもう!
エメラルドグリーンの海で泳いでみませんか?
真っ白な砂浜から続く遠浅のビーチなら、泳ぎの苦手な方でも楽しめるに違いありません。
慶良間諸島のあちこちにそんなビーチが点在しています。
地元民おすすめの慶良間で人気のビーチ
そんな慶良間諸島の数あるビーチから、観光客にも人気のビーチを紹介しましょう。
古座間味ビーチ
古座間味(ふるざまみ)ビーチは、沖縄本島から高速船で50分という気軽に行ける座間味島にある島です。
ビーチの特徴
古座間味ビーチの最大の特徴は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星を獲得したほどの美しい景観です。
古座間味ビーチは、サンゴ礁も多く、その周辺に生息する魚の種類が多いのが特徴です。
そのため、ダイビングやシュノーケリングをする人たちを多く見かけます。
那覇空港・座間味港からの行き方
那覇空港から古座間味ビーチに行くには、まず沖縄本島の泊港へ行き、船で座間味島に渡らなければなりません。
那覇空港から泊港へは、モノレールのゆいレール、路線バス、タクシーで行くことができます。
ゆいレールの場合、最寄りの美栄橋駅までは15分ほどで着きますが、駅から泊港まで10分ほど歩きます。
バスで行く場合は路線バスしかなく、道が空いていれば30分前後で到着です。
タクシーの場合、15分程度で到着しますが、料金は2,000円程度かかります。
泊港から座間味島への船は、所要時間120分の「フェリーざまみ」と所要時間50分の「高速船クイーンざまみ」があり、フェリーは阿嘉島を経由して座間味島に向かいます。
高速船の場合、阿嘉島経由座間味島と座間味島経由阿嘉島の2路線です。
船のチケットは事前予約しておくことをおすすめします。
とくに夏などの繁忙期は満席となることがありますので、ご注意ください。
船の予約先は、座間味村役場那覇出張所(098-868-4567:受付時間10:00-17:00)です。
座間味港から古座間味ビーチへは、村営バスがあります。
1時間に1本ぐらいしか出ていませんが、起伏が激しい道で、夏などは紫外線や強い日差しもありますので、バスの利用をおすすめします。
帰りはバスに乗り遅れないように、気をつけてくださいね。
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阿真ビーチ
阿真(あま)ビーチは、座間味島にある古座間味ビーチと並んで人気のビーチです。
ビーチの特徴
阿真ビーチは白い砂浜が続く、遠浅のビーチです。
ウミガメに高確率で会えるビーチとしても人気です。
沖には無人島の安慶名敷(あげなしく)島や嘉比(がひ)島や阿嘉(あか)島が見えます。
また、ビーチに隣接してキャンプ場やコテージ、売店などの施設が充実しています。
家族やカップルには使いやすいビーチですね。
那覇空港・座間味港からの行き方
那覇空港から座間味港までの行き方は、古座間味ビーチの項目を参照してください。
座間味港からは、古座間味ビーチ同様、村営バスでの移動をおすすめします。
徒歩でも20分程度で到着します。
阿波連ビーチ
阿波連(あはれん)ビーチは、渡嘉敷島で人気のビーチです。
ビーチの特徴
阿波連ビーチの特徴は、ケラマブルーと言われる青く透き通った海です。
この海は海外でも人気が高く、毎年多くの外国人がダイビングやシュノーケリングに来ます。
トイレやシャワー施設があり、シュノーケリングなどで使う道具のレンタルもできます。
那覇空港・渡嘉敷港からの行き方
那覇空港から離島への船が出る泊港までの行き方は、古座間味ビーチの項目を参照してください。
泊港から渡嘉敷島へ行くには、「マリンライナーとかしき」または「フェリーとかしき」に乗ります。
所要時間は、高速船「マリンライナーとかしき」なら35分、「フェリーとかしき」なら70分です。
船のチケットは、2ヶ月前の同日から電話で予約ができます。
夏休みやゴールデンウィークなどには満席となることがありますので、事前予約が確実です。
予約先は、渡嘉敷村船舶課 098-987-2537、渡嘉敷村那覇事務所 098-868-7541です。
渡嘉敷港から阿波連ビーチへは、路線バスまたはワゴンタクシーで行くことができます。
所要時間は、いずれも15分程度です。
徒歩では1時間以上かかりますし、途中イノシシが出るとの情報もあります。
また、夏などは日差しのことも考えると、バスやタクシーがおすすめです。
タクシーの場合、往復で予約しないと、帰りの交通手段が確保できないことがありますので、注意が必要です。
トカシクビーチ
トカシクビーチは、阿波連ビーチと並んで、渡嘉敷島の人気ビーチです。
弧を描くように伸びる800メートルの白い砂浜とエメラルドグリーンの穏やかな海は、南の島でのんびり過ごすにはぴったりです。
ビーチの特徴
遠浅の砂浜が続くトカシクビーチは、ウミガメの餌場となっていることで知られています。
そのため、ウミガメに出会えるシュノーケリングツアーなどが人気です。
弧を描いたビーチのため波が少なく、ぴったりですね。
またビーチのそばには、村営のシャワー(男女1部屋ずつ、5分300円)やマリンビレッジホテルのシャワー(1回500円)があり、お子様連れのご家族などにも便利ですね。
那覇空港・渡嘉敷港からの行き方
那覇空港から渡嘉敷港までの行き方は、阿波連ビーチの項目を参照してください。
渡嘉敷港からトカシクビーチへの村営バスはありません。
徒歩で45分ほどですが、起伏もありますし、途中イノシシが出るようです。
ワゴンタクシーがありますので、利用することをおすすめします。
帰りも予約しておけば、船の時間に慌てずに済みます。
北浜ビーチ(ニシバマビーチ)
北浜ビーチは、阿嘉島のメインビーチですが、あまり観光地化されておらず、のんびりできるビーチとして人気があります。
ビーチの特徴
海水浴よりもシュノーケリングで人気のビーチです。
遠浅の海を沖に80メートルほど進んでいくと、急に深くなります。
そのあたりが人気のシュノーケリングスポットです。
もちろん浅瀬でも、サンゴ礁や魚の群れを見ることができるのですが、ドロップダウンスポットは濃紺のケラマブルーの海に熱帯魚が泳ぎ、まるで龍宮城のようです。
なお、北浜ビーチには5月から10月の期間、監視員がおり、シュノーケルなどのレンタルショップや売店なども並びます。
那覇空港・阿嘉港からの行き方
阿嘉島には座間味島へ行く船が寄港します。
那覇空港から離島への船が出る泊港までの行き方、ならびに阿嘉島への船については、古座間味ビーチの項目を参照してください。
泊港から阿嘉港までの所要時間は、「高速船クイーンざまみ」で50分、「フェリーざまみ」で90分です。
阿嘉港から北浜ビーチへは、徒歩で20分ぐらいですが、日差しの強い季節や、お子様などには厳しい道のりかもしれません。
ビーチで楽しめるアクティビティ3選
あちこちの島に美しいビーチのある慶良間諸島ですが、そのビーチで楽しめるアクティビティもさまざまあります。
ここでは、代表的なアクティビティを紹介します。
シュノーケリング
シュノーケリングは、海面や海の浅いところから水中を覗いたり泳いだりするアクティビティです。
シュノーケリングは初体験でも、簡単なレクチャーを受けるだけで楽しめます。
お子様連れのご家族にも人気のアクティビティです。
楽しみ方・魅力
シュノーケリングは、遠浅のビーチが多い慶良間諸島にぴったりなアクティビティです。
透明度の高いエメラルドグリーンの海に潜れば、大小さまざまな大きさのサンゴ礁や群れで泳ぐ熱帯魚を見ることができます。
また、スポットによってはウミガメが住み着いているところもあり、一緒に泳ぐこともできるかもしれません。
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カヌー・カヤック
泳ぎが苦手な方やお子様連れのご家族には、カヌー・カヤックで海面の散歩もおすすめします。
ライフジャケットを着用して万一の転覆に備えますが、乗ってみると意外なほど安定感のあるアクティビティです。
二人乗りのカヌー・カヤックもありますので、親子やカップルで楽しむこともできます。
楽しみ方・魅力
慶良間諸島でカヌー・カヤックに乗ってびっくりすることは、海の透明度の高さです。
10メートル近くの海底まで鮮明に見えるので、自分が空中に浮いているかのような錯覚を覚えます。
カヌー・カヤックの下を熱帯魚の群れが通り過ぎていくのも目にすることでしょう。
また、アクティビティの時間帯によって、慶良間諸島のさまざまな表情を見ることができます。
日の出や日の入りの時間帯のアクティビティでしたら、光の角度で海や空の色が変わっていく様子を見ることができます。
また、夜間のアクティビティでしたら、満天の星空を満喫できますね。
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SUP
ここ数年、人気が高まっているアクティビティとしてSUPが挙げられます。
SUPはスタンドアップパドルボードの略称で、サーフボードの上に立ち、一本のパドルで漕ぎながら水面を進んでいくアクティビティです。
サーフボードの幅が80センチほどあることから、水の上でも安定しており、簡単なレクチャーで気軽に楽しむことができます。
楽しみ方・魅力
SUPに乗って、ケラマブルーの海の上を滑るように散歩してみませんか。
慶良間諸島は、海の中だけでなく、島々の風景も美しいです。
ビーチ周辺は波が穏やかなスポットも多く、SUPには最適です。
カヌー・カヤック同様、日差しの角度の違いによってさまざまな表情を見せる慶良間諸島を楽しめます。
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おすすめのツアー3選
慶良間諸島のアクティビティを楽しむには、ツアーに参加するのが便利です。
ここではおすすめのツアーを3つ紹介します。
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まとめ
慶良間諸島の主要なビーチとアクティビティについて紹介しましたが、いかがでしたか?
ここで紹介できなかったビーチにもまだまだ魅力的なスポットがたくさんあります。
ぜひ慶良間諸島に来て、お気に入りのビーチを見つけてみてくださいね。