
慶良間諸島への行き方は2パターン!初めての方でも迷わないアクセス方法をご紹介
目次
慶良間諸島とは
慶良間諸島は、沖縄県の那覇から西に40キロほどの東シナ海にいくつか集まっている離島の総称です。
慶良間諸島の島数は、36島となっていますが、現在人が住んでいる有人島は5島しかありません。
その有人島のうち、渡嘉敷島と座間味島が慶良間諸島を代表とする観光地になっており、毎年多くの観光客が訪れています。
慶良間諸島に観光客が多く訪れる理由の一つは、ラムサール条約登録地にもなった慶良間諸島海域の美しい海でのダイビングやホエールウォッチングを楽しめることです。
透明度の高い「ケラマブルー」と呼ばれている海は、ダイビングだけでなくシュノーケリングやスキンダイビング にも最適なので、アクティビティツアーも多く行われています。
ビーチも広い砂が広がる美しい景観のものが多く、阿波連ビーチ・渡嘉志久ビーチ・阿真ビーチ・古座間味ビーチなどは、南国リゾートを感じることができる場所です。
また、慶良間諸島は沖縄本島と比べて都市化されておらず、手付かずの自然と共存した暮らしを体験できる観光ができます。
のんびりとした田舎の南国リゾートを楽しみたい方は、慶良間諸島で癒しの時間が過ごせるでしょう。
慶良間諸島へのアクセス方法は2つ!
慶良間諸島には、慶良間空港が所在しているものの、定期便の運行がありません。
慶良間空港は、現在ヘリコプターの発着場として営業しています。
こちらのヘリコプターはチャーター専用となっており、リッチに慶良間諸島を旅行したいという方にオススメのアクセス方法です。
那覇空港から約15分の空の旅が楽しめますが、チャーター料金は13万2000円と高額になっています。
ヘリコプター以外で慶良間諸島を気軽に観光するには、フェリーや高速船がオススメです。
ここからは、慶良間諸島へのアクセス方法をご紹介します。
慶良間諸島への旅行プランの参考にしてみてください。
ツアーに参加してマリンショップのボートで行く
慶良間諸島は、綺麗な海が魅力であることから、那覇のダイビングショップやマリンショップが催行するツアーが豊富です。
そのため、慶良間諸島で行われている観光ツアーやアクティビティに参加すると、マリンショップのボートで慶良間諸島に行くことができます。
混雑するフェリーや高速船を避けて目的の場所まで連れて行ってもらえるので、土地勘がない人でも安心して観光が楽しめるでしょう。
ダイビングだけではなくシュノーケリングやSUPなどのツアーも充実しており、マリンアクティビティ初心者の方でも気軽に参加できます。
ツアーに参加して行くメリット①
ツアーに参加する最大のメリットは、フェリーや高速船を使用しなくても慶良間諸島にアクセスできることです。
那覇の泊港から出港しているフェリーや高速船は、チケットを購入して決められた時間にしか運行していません。
1ヶ月前からチケットの予約ができますが、サマーシーズンやイベントなどが行われる日は満席でチケットが購入できない可能性もあります。
そういった手間やトラブルを回避したい方は、ツアーに参加して慶良間諸島観光を楽しみましょう。
ツアーに参加して行くメリット②
ツアーに参加して慶良間諸島に行くメリットは、他にもあります。
フェリーや高速船は、発着の時間が決められているため、乗り遅れなどがあると、観光の時間が削られたり、最悪その日に帰れなくなってしまうようなこともあるでしょう。
時間のロスで旅行計画が台無しになってしまう可能性があるので、自力で行く場合は時間の管理が重要になります。
ツアーに参加して慶良間諸島へ行く場合は、そういった乗船ミスを防げる点もオススメのポイントです。
また、ツアー集合時間に遅れなければ、行きも帰りも安心です。
那覇の宿泊施設まで送迎してくれるツアーもあるので、気軽に慶良間諸島で遊べます。
ツアースタッフが一緒なので、土地勘がなくても慶良間諸島の良いスポットを案内してくれます。
泊港からフェリーで行く
沖縄県那覇市の泊港から、慶良間諸島に行くフェリーや高速船が発着しています。
慶良間諸島の渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島の3つの島へアクセスできるので、街歩きなどの観光をしたい方にオススメのアクセス方法です。
フェリーと高速船を比較すると、フェリーの方が時間はかかるものの乗船料が安く、フェリーよりも早くアクセスできる高速船だと乗船料が高くなります。
フェリーは、渡嘉敷村まで約70分かかりますが、高速船なら、渡嘉敷村まで約35分です。
約半分の時間でアクセスできるので、観光をたっぷりと楽しみたい方は高速船を選択するのがよいでしょう。
どちらの料金も訪れる時期などで金額が変更になる場合が多いので、訪れる1ヶ月前には泊港のHPで金額をチェックしておきましょう。
繁忙期のゴールデンウィークや夏場は、乗船率がアップして当日にチケットを買えない可能性もあります。
事前予約もあるので、そういった時期に訪れる場合は早めにフェリーや高速船を予約しておくのがベターです。
泊港からフェリーで行くメリット①
泊港からフェリーで行く最大のメリットは、好きな時に行って帰れる自由な観光が楽しめることでしょう。
ツアーなどの団体行動や苦手な方やアクティビティをしない方は、自由に行き帰りを決められるフェリーや高速船が気軽に観光できるアクセス方法です。
乗船時間をきっちり守れるなら、乗り遅れを心配することもなく慶良間諸島観光を楽しめます。
旅慣れた方なら、ぶらぶらとゆったりした離島トリップを楽しめるのでオススメのアクセス方法です。
泊港からフェリーで行くメリット②
フェリーで訪れる他のメリットは、早めの便に乗ればショッピングやグルメを自由に堪能できることです。
ツアーやアクティビティで訪れると、決められた場所しか観光できない可能性もあります。
ショッピングの時間をたくさん取って楽しみたい方も、個人で訪れると自分の時間配分次第での観光ができます。
行ってみたいお店や観光スポットがツアーに含まれていない場合は、フェリーや高速船で訪れて観光をする計画を自分で立てておきましょう。
旅行計画を立てるのが好きな方や、マイペースに慶良間諸島観光を楽しみたい方は、泊港からフェリーや高速船に乗って慶良間諸島を訪れるのがオススメです。
ツアーに参加して慶良間諸島へ行くのがおすすめ!
慶良間諸島へのアクセス方法をご紹介しましたが、慶良間諸島に初めて訪れる方やアクティビティに参加予定の方は、ツアーで訪れるのがよいでしょう。
慶良間諸島の目的地まで専用ボートでアクセスでき、土地勘がない方でもツアースタッフの案内で迷うことなく観光が楽しめます。
慶良間諸島のオススメスポットや豆知識などを聞きながら慶良間諸島で遊べるので、充実した観光が可能です。
フェリーや高速船の時間を気にすることなく慶良間諸島を遊び尽くせるツアーがたくさんあるので、旅行を決めたらまずツアーやアクティビティを探してみてください。
慶良間諸島開催の人気アクティビティをご紹介!
慶良間諸島で開催されている人気のアクティビティは、ケラマブルーの美しさを堪能できるものや迫力満点の大自然を味わえるものが多いです。
ここからは、慶良間諸島で人気のアクティビティをいくつかご紹介します。
慶良間諸島で体験できるアクティビティは、旅の忘れられない記憶になるので参考にしてみてください。
シュノーケリング
慶良間諸島の海は、「ケラマブルー」と呼ばれる透明度の高い海です。
数あるマリンアクティビティの中でも、初心者でも楽しめ透明な海とそこに生息する珊瑚や熱帯魚を観察できるのがシュノーケリングになります。
シュノーケリングは、水中メガネ・フィン(足ひれ)を使用して、海面から海の生き物を観察するアクティビティです。
泳げない方でもライフジャケットを着用するので、必ず浮くことができます。
シュノーケリングに使用する道具は、全てレンタル可能で、水着やラッシュガードを着ていくだけで参加できる気軽なアクティビティなので、小さな子供からご年配の方まで楽しめるでしょう。
慶良間諸島のシュノーケリングのツアーに参加すると、ボートで熱帯魚が豊富な場所に案内してもらえたり、透明度の高いスポットに案内してもらえたりします。
慶良間諸島のサンゴ礁や美しい熱帯魚を気軽に観察体験できるツアーとして、多くの方が選ぶツアーになっていますので、慶良間諸島で体験してもらいたいオススメのアクティビティです。
ダイビング
ダイビングは、水中メガネやフィンを着用し、酸素ボンベを背負って海中を散策するマリンスポーツです。
初心者の方は、ファンダイビングを選ぶとダイビングライセンスがなくてもツアーに参加できます。
インストラクターの方がしっかりとレクチャーしてくれるので、初めてでも安心して楽しめるでしょう。
ダイビング道具やウエットスーツもレンタルできるので、気軽に参加できます。
ダイビングのライセンスを持っている方は、自分のスキルに合わせたダイビングスポットでダイビングを楽しめるので、参加する前に自分のスキルを確認しておきましょう。
慶良間諸島海域は、ラムサール条約の登録地域となっており、世界有数のダイビングスポットとしても有名です。
多くのダイバーが訪れる場所でダイビングスポットも多く、初心者からベテランのダイバーまで楽しめます。
那覇のマリンショップでは、慶良間諸島のダイビングツアーが組まれたツアーが人気で、冬にダイビングをする方も少なくありません。
そのため、ダイビングに挑戦してみたい方は、ぜひ慶良間諸島のダイビングツアーに参加してみてください。
ホエールウォッチング
ホエールウォッチングは、海にいるクジラを観察するツアーです。
クジラについて学んだり大迫力のクジラの生態を観察することができたりするので、生き物が好きな方や非日常な体験をしたい方にぴったりのツアーになっています。
慶良間諸島にクジラが訪れるのは、1月〜3月頃です。
ザトウクジラが繁殖と子育てのためにやってきて、見応えのあるパフォーマンスや心温まる子育ての様子を観察できます。
メスのクジラにオスがアピールするメイティング・ポッドは、身体を海面に激しく叩き付けるため、迫力満点です。
この時期しか聞けないクジラの鳴き声は、まるでラブソングのようで、心揺さぶられるでしょう。
珍しいクジラの求愛行動や子育てを見て、カップルの愛や家族愛を再確認するような、一味違った観光ができます。
大型船から少人数制のボートまで様々なタイプのツアーがあるので、自分にピッタリのホエールウォッチングのツアーを探してみてください。
オフシーズンと言われている冬の沖縄で何をしようか悩んでいる方は、ぜひホエールウォッチングを体験してみましょう。
まとめ
今回は、慶良間諸島の行き方についてご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
海が美しい慶良間諸島は、ダイビングやシュノーケリングなどを楽しめる場所なので、ツアーで訪れるのがお得です!
実際に慶良間諸島の離島を満喫できるプランは数多く存在するため、ぜひ慶良間諸島のツアーをチェックしてみてください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。