前島・久場島ってどんなところ?!慶良間諸島に属する前島・久場島の魅力やおすすめのツアーをご紹介
目次
慶良間諸島ってどんなところ
慶良間諸島の島々は、沖縄本島南部の那覇市から西に約40kmの東シナ海に点在しています。
大小20余りの島からなり、行政上は渡嘉敷島を中心とする渡嘉敷村と座間味島を中心とする座間味村の2村に分かれています。
那覇から約1時間、近場ではフェリーで20分で行ける島もあるので日帰り旅行にもおすすめです。
慶良間の魅力
慶良間には様々な魅力があります。
ここでは慶良間の魅力を3つご紹介いたします。
世界を魅了するケラマブルー
慶良間の海底にはサンゴ礁が広がっています。
そして海は世界屈指の透明度を誇り、「ケラマブルー」と称されるほどの美しさです。
透き通った海は海底まで太陽の光が届き、生きているサンゴの体内で共生している褐虫藻(かっちゅうそう)がその光を受けて光合成をすることで、サンゴがより元気に育ち海の中も幻想的な世界が広がっています。
マリンアクティビティの聖地
慶良間はシュノーケリングやダイビングなどのメッカと称され、世界からこの美しい海を目指して多くの観光客が足を運びます。
透明度が高い海の中では生物を鮮明に見ることができるため、慶良間諸島でのマリンアクティビティはおすすめです。
壮大な大自然
慶良間諸島は自然豊かな場所としても知られています。
31番目の国立公園として、2014年3月5日に「慶良間諸島国立公園」が指定されたほど壮大な自然が広がっているのです。
景色だけでなく都会では見ることができない生物に出会えたり、普段できない体験ができることも観光客が訪れる理由です。
ケラマブルーの魅力
ケラマブルーは他の海にはない幻想的な美しさを感じられることが魅力です。
沖縄本島の海ももちろんきれいですが、ケラマブルーの段違いの美しさを是非感じてみてください。
慶良間諸島に属する前島・久場島ってどんなところ
前島は渡嘉敷島から東に約5km離れた所にある細長い形の島で、沖縄の方言では「メージマ」と呼ばれています。
久場島は慶良間で一番高い270mの山がある無人島です。
前島
島の特徴
前島はしばらくは無人島となっていました。
ですが、近年では島出身の数世帯が島の復興を目指して住民登録しており、ツアーなどで前島を訪れる観光客も増加しています。
自然を存分に感じられるため、船をチャーターして訪れるリピーターもたくさんいます。
前島の魅力
ここでは、前島の魅力についてご紹介しましょう。
どこを見渡しても大自然
前島の魅力は、なんといっても自然が豊かであることです。
那覇市内他の離島よりも人が少ないため、雄大な自然を独り占めすることもできます!
どこを見渡しても自然が広がる景色を是非堪能してください。
歴史と風情を感じよう
前島は、第二次世界大戦以前は、慶良間薪の製造やカツオ漁が盛んだったため、200人ほどの住民が住んでいました。
ですが、自然災害が多数発生したため、産業が衰退し、住人は沖縄本島に移住してしまいました。
その後、数世帯の島出身者が住民登録し、現在は実際に居住している方もいらっしゃいます。
このように前島は多くの歴史を重ねてきた島です。
ダイビングや釣りを楽しめる
ダイビングを楽しむために訪れる旅行者が多く、島へはチャーター船や、オプショナルツアーで渡れるようになっています。
手付かずの美しい自然や海に触れられることから、ダイバーにとっては有名な島なのです。
釣りスポットとしても知られており、渡嘉敷港から漁船を借りて前島へ釣りに出かけることも可能です。
前島への行き方
前島への定期航路が無いため、船をチャーターするか、前島を訪れるツアーに参加することをおすすめします。
チャーター船は渡嘉敷島の渡嘉敷漁業協同組合が紹介してくれ、渡嘉敷島~前島間は利用人数を問わず往復3~5万円です。
他にも沖縄本島や渡嘉敷島の各業者から船に乗れるので、問い合わせてみてください。
久場島
島の特徴
久場島は、南北に長い四角形状の島で方言では「クボージマ」といわれています。
久場島にある標高270.1mの「久場島の岳」は慶良間諸島内で最高峰の山岳です。
久場島の岳は慶良間諸島では唯一の山地で、山体は島の4分の3を占めており、雄大な自然を感じることができます。
久場島の魅力
久場島の魅力について見ていきましょう。
抜群に透明な海
久場島は慶良間諸島の中でも有数の透明度を誇る海が有名です。
透明度抜群のため、世界屈指のサンゴ礁や数々の熱帯魚などの美しい海中景観を堪能することができます。
人気ダイビングポイント!紺瀬!
紺瀬は世界中のダイバーが集まる人気のダイビングポイントです。
魚の栄養分となるプランクトンが少ないため、結果的に魚が少ないスポットとして知られています。
魚が少なくても地形を楽しみながらのんびり洞窟に入ったり、沖に流したりと様々な楽しみ方ができるでしょう。
久場島への行き方
前島と同様、久場島への定期航路はありません。
船をチャーターするか、久場島を訪れるツアーに参加して訪れましょう。
前島・久場島で楽しめるアクティビティ
前島・久場島の美しい海を楽しめるアクティビティを3つご紹介いたします。
ダイビング
ダイビングは沖縄だけでなく、世界中のビーチリゾートで愛されているマリンレジャーです。
空気を詰めたタンクを背負って海へ潜るのアクティビティなので、水中で呼吸しながら海の中の世界を楽しめます。
普段の日常では感じることができないい浮遊感と、潜水中に呼吸が可能な体験は貴重です。
興味がある方は、まずはライセンスが必要ない体験ダイビングコースから参加しましょう。
釣り
自然を楽しむながら釣りをするのも沖縄旅行の醍醐味です。
魚を釣って楽しむのはもちろん、何も考えずに無心になれるので、疲れているときでも気分をリセットすることができます。
もし思っていたよりも釣ることができなくても、その悔しさをバネに試行錯誤を重ねるところに釣りの魅力があります。
釣り道具などを揃えるだけで気軽に始めることができるので、挑戦してみてください!
シュノーケリング
シュノーケリングはシュノーケルと呼ばれるパイプ状の呼吸器を付けて、水面や比較的浅い水中を遊泳しながら楽しむアクティビティです。
ダイビングは本格的にするのであればライセンスが必要になりますが、シュノーケリングはライセンスが不要なため、手軽で安全に楽しめることから泳ぎが苦手な方やお子様でもはじめることができます。
また必要な器材もダイビングより少なく、シュノーケル、マスク(専用ゴーグル)、フィン(足ヒレ)の3点のみがシュノーケリングで必要な器材です。
海の中を観察するだけでも非日常体験ができて楽しいのはもちろん、水面に浮いてゆらゆらと揺られているだけでもとてもリラックスできます。
家族や友達とリラックスして気軽に体験してみてください!
まとめ
前島や久場島についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
前島・久場島は美しい海や大自然が広がっていることが魅力であり、手付かずの自然を存分に味わえる離島です。
オプショナルツアーや、チャーター船で是非訪れてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。