
クリスマス・年末年始は沖縄で!慶良間の12月
目次
クリスマス・年末年始は沖縄で!慶良間の12月
慶良間諸島の12月と言えば、特別なシーズン始まりなのをご存じでしょうか?冬は気温や水温が低く、観光客が少ない傾向にありますが、この時期にしかできないことがあります!
今回はそんな慶良間諸島の12月についてご紹介していきます。
慶良間諸島ってどんなところ
慶良間諸島は、沖縄県に所属する離島群です。大小20程度の島々で構成されており、その内の5つが有人島ということになっています。
観光業が盛んで、現地の人たちにとって観光業は大切な生業の一つですが、そうした人々の暮らしを支えながらも、豊かな自然もしっかりと守られています。
2014年には島全体が国立公園に指定されていて、国をあげてその自然は守られているのです。雄大な海と、豊かなサンゴ礁、海の魅力は尽きることはありません。この海に恋をして、毎年多くの観光客が訪れています。
慶良間諸島を構成する3つの島
慶良間諸島の有人島5つの内、特に観光客に人気の3つの島についてご紹介していこうと思います。
阿嘉島
島の魅力・特徴
慶良間諸島の海は非常に透明度が高いことで有名ですが、その中でも抜群の透明度で知られる北浜(ニシバマ)ビーチがあるのが阿嘉島です。浅い場所でもカラフルな熱帯魚たちを見ることができるので、シュノーケリングにおススメのスポットです。
阿嘉島は大きな島ではありませんが、人口は260人前後と比較的多くの人が暮らす離島です。人々の暮らしの中でも豊かな自然が守られていて、天然記念物であるケラマジカも多く生息することで知られています。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーざまみ・・・約90分
高速船クイーンざまみ・・・約50分

渡嘉敷島
島の魅力・特徴
渡嘉敷島には、慶良間諸島の主要な村である渡嘉敷村があります。那覇にある泊港から最短35分で行くことができるので、日帰りで訪れる観光客も多い大人気の島です。一方で、渡嘉敷島にはしっかりとした宿泊施設が充実していますので、ここを拠点にして慶良間諸島を巡る観光客も多いです。
渡嘉敷島には、阿波連ビーチというメインビーチがあり、オンシーズンはかなりの観光客が訪れます。それほど人気のあるビーチですが、12月には人が落ち着き、プライベートビーチのようで、静かなケラマブルーを満喫することができます。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーとかしき・・・約70分
マリンライナーとかしき・・・約35分
座間味島
島の魅力・特徴
慶良間諸島にある主要な村の一つである座間味村がある島です。この島には、かの有名なミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得した古座間味ビーチがあり、毎年多くの観光客が訪れます。
島には、レンタサイクルやレンタバイクのショップがあるので、これを利用して島を巡るのも楽しいです。あちこちに点在する展望台から眺めるケラマブルーは絶景です。人が住み始めた歴史は古く、人の歴史もたくさん刻んできました。戦争の折には、集団自決が402人の人が亡くなっています。
多くの犠牲者を悼む平和之塔が丘の上に建てられており、たくさんの人が訪れて祈りを捧げています。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーざまみ・・・約90分
高速船クイーンざまみ・・・約50分

慶良間の魅力
慶良間諸島は、観光客がたくさん訪れる一方で雄大な自然がそのまま残されています。そこに住む動物や植物たちも慶良間諸島の中で、のびのびと生活をしているのです。そんな慶良間諸島の魅力についてご紹介します。
世界を魅了するケラマブルー
まずは何と言っても、海です!多くの日本人は、沖縄の海を求めて旅行に行きたいと思うものです。慶良間諸島の海は、そんな沖縄の中でも格別だと言われています。
座間味島にある古座間味ビーチは、非常に透明度が高いことからミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得しました。以来、慶良間諸島の海はケラマブルーと呼ばれ、多くの人たちに愛されています。
マリンアクティビティの聖地
透明度の高い海では、海の中の様子をはっきりと見ることができます。さらに、透明度が高いことから太陽の光をよく通すため、海に潜った時に明るく照らしてくれるという相乗効果もあります。
シュノーケリングやダイビングを行うには、もってこいの環境なのです。カラフルな熱帯魚、豊富な種類のサンゴ礁、12月にはザトウクジラも訪れる慶良間諸島の海はまさにマリンアクティビティの聖地です。


壮大な大自然
慶良間諸島の自然は海だけに留まりません。溢れる自然は陸上にもあります。慶良間諸島に生息する天然記念物ケラマジカは、阿嘉島でナチュラルに出会うことができます。
座間味島にある稲崎園地では、観光客が訪れ散歩を楽しむ場所です。ここでは、島の自然を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができ、絶好の12月にはホエールウォッチングスポットとなります。
慶良間の12月とは
慶良間諸島の12月は、旅行的にはオフシーズンとされていますが、ホエールウォッチングができるようになるシーズンでもあります。
毎年、この時期を狙って旅行を組む観光客も大勢いるほどです。そんな慶良間諸島の12月について見ていきましょう!
慶良間の12月の気候
気温は20~30℃ほどとなり、慶良間諸島も気温が下がります。特に朝晩は冷えるので、防寒着が必須となります。水温は22℃まで下がるので、寒さを感じるでしょう。
とは言え、適切な装備を整えれば十分海に潜れるほど!この時期も海水浴やマリンアクティビティを楽しむことができます。
12月の慶良間の服装と持ち物
12月に適した服装
気温自体はそこまで低くありませんが、北風が強く吹くと体感温度が非常に低く感じられる場合もありますので、長袖の準備が必要です。特に、朝方や夕方に出歩く時はコートなどがあると良いでしょう。
本州の冬に過ごすような段取りでも問題ありません。日中は暖かくなりますので、脱げるようにしておくと良いです。
12月の持ち物
長袖の服や、コートがあると良いです。日中、海に入る場合はラッシュガードなどがあると安心でしょう。冬とは言え、慶良間諸島の陽射しは強いですので、帽子やサングラスなどがあると便利です。
気温的にも、ビーチサンダルで出歩くのが難しい場面が増えますので、スニーカーがあると歩きやすいですね!
12月の慶良間の主なイベント&楽しみ
慶良間諸島の12月と言えば、なんと言ってもホエールウォッチングが大人気!
大きなイベントはありませんが、ホエールウォッチングツアーが充実してくる12月後半での旅がおすすめです。
主なイベント
この時期に慶良間諸島に訪れるザトウクジラを見ることができる海域は非常に限られていて、慶良間諸島周辺はまさにそのスポットにあたります。
12月後半から4月頭にかけて、ザトウクジラの様子を間近で見ることができるのが、オフシーズンとは言え観光客がたくさん訪れる理由の一つです。
楽しめるポイント
とにかく、ザトウクジラを目の前で、しかも高確率で見ることができるのが大きなポイントです!13mほどもある体が水面から飛び出す姿や、尻尾で海面を叩くクジラ特有の行動などを間近で見ることができるのは、人生でもそう経験できることではありません。
特に、慶良間諸島ではこの時期にホエールウォッチングのプロたちが様々なツアーを組んでいるので、これに参加すると、高確率で出会うことができるのが最大の魅力です。小さなお子さんから、お年寄りまで誰でも楽しむことができるのも素敵ですね。

12月の慶良間の注意点
北風が強い日が増えてくるので、気温よりも体感温度が低く感じられる場合があります。長袖の用意は必須でしょう。
また、風の影響から海が荒れる日も増えますので、海に入るのが難しい日もあるということを覚えておきましょう。
慶良間で楽しめるアクティビティ
マリンアクティビティの聖地である慶良間諸島では、たくさんのアクティビティに挑戦することができます。
一体どんなアクティビティを楽しむことができるのでしょうか?
シュノーケリング
慶良間諸島の海はどこも透明度が高いので、浅い場所でもよく魚の様子を楽しむことができます。
水中ゴーグルでも見えるほどですが、初心者でも簡単に挑戦できるシュノーケリングで、もっとよく水中を観察してみてください。

ダイビング
水中の様子を存分に楽しむには、やはりダイビングです!
慶良間諸島は、座間味島や渡嘉敷島、阿嘉島などにレンタルショップがたくさんあるので、初めての方も気楽に挑戦することができます。
SUP
SUPは、安定したボードに乗って海上をパドルで漕いで進むアクティビティです!
楽しみ方は多種多様で、ゆらゆら遊泳するのもよし、SUPで無人島へ旅にでるツアーもよし、好みのスタイルで自由に楽しめる良さがあります。

クルージング
老若男女問わず楽しむことができるのがクルージングです!海上に繰り出して、アクティビティスポットに行くにもいいですし、海上でバーベキューなどを楽しめるツアーもあります。
12月の慶良間諸島では、クルーザーに乗ってホエールウォッチングに繰り出すのがおすすめです。
カヌー・カヤック
カヌーやカヤックは少し体力が必要ですが、自分の力で雄大なケラマブルーを漕いで旅に出るのは大変貴重な経験となります。こうした体験型アクティビティは、お子さん連れのご家族に人気です。


ホエールウォッチング
12月はついにやってきた、ホエールウォッチングのシーズンです。
慶良間諸島のホエールウォッチングは、様々な形態があります。クルーザーに乗って海上から眺めることもできますし、陸上からクジラが泳ぐ様子を見ることができるスポットもあります。
経験者の中には、シュノーケリングやダイビングをしながらホエールウォッチングを楽しむこともでき、慶良間諸島ならではのホエールウォッチングを体験することができます。

慶良間のおすすめ観光スポット
慶良間諸島にはたくさんのおすすめ観光スポットがあります。ビーチを中心に、いくつかご紹介していきます。
古座間味ビーチ(座間味島)
古座間味ビーチは慶良間諸島で最も有名かつ、評価の高いビーチです。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得した経歴もあり、世界中からダイバーが集うことで知られています。
透明度の高い海と、充実した環境からマリンアクティビティをするならココ!と言われるほどです。
阿真ビーチ(座間味島)
阿嘉大橋(阿嘉島)
阿嘉島と慶留間島をつなぐ阿嘉大橋は、外観も非常にデザイン性が高いことでよく知られています。さらに、ここから眺めるケラマブルーは大変人気です。
港からのアクセスがよく、船を待ちながら海を眺めることができます。特に夕方にはサンセットが美しいので、時間が合えば是非ご覧になってみてください。
阿波連ビーチ(渡嘉敷島)
阿波連ビーチは、ビーチとしても人気で観光客が多く訪れるスポットです。その他にも大きな魅力があって、沖合800m地点のところに「ハナリ島」という無人島があります。
ここは、シュノーケリングスポットとして大変人気で、色とりどりの魚やサンゴの景色を楽しむことができます。
トカシクビーチ(渡嘉敷島)
トカシクビーチは、阿波連ビーチと比べると魚が少ないのですが、ウミガメが生息していることで有名です。浅い場所でシュノーケリングをしても、ウミガメと高確率で出会うことができます。
ウミガメは触ることはできませんが、距離を保って一緒に泳ぐことはできます!至近距離でウミガメと泳ぐことができるのは、慶良間諸島の魅力ですね。
まとめ
12月の慶良間諸島はいよいよホエールウォッチングシーズン!こんなに間近でザトウクジラの姿を見ることができるのは、慶良間諸島だけだと言っても過言ではありません。
この時期に慶良間諸島に訪れるなら、是非ホエールウォッチングを体験してみて欲しいと思います。