
夏本番!夏休み!慶良間の8月
目次
夏本番!夏休み!慶良間の8月
夏真っ盛りの8月、夏休みにはどんなことをしようか、わくわくするシーズンがやってきました!海に行きたい、バーべキューをしたい、キャンプをしたい!
全部を一度に叶えてくれて、なおかつ想像以上の体験をすることができるのが、8月の慶良間諸島です。さて、どんな魅力が詰まっているのでしょうか?
慶良間諸島ってどんなところ
夏は沖縄でバカンスと考えている人が多いと思いますが、沖縄に旅行に行くにも本島と離島で、過ごし方はだいぶ変わってきます。慶良間諸島は、沖縄本島から高速船やフェリーに乗って30~90分程度で行くことができる離島群です。
沖縄の海はどこも美しく楽しむことができますが、慶良間諸島の海を一度経験してしまうと、他の海には行けない!と思うほどの感動を経験することになります。
ケラマブルーと呼ばれるその海は、世界中から愛される大自然の恵みが創り出した豊かな海なのです。
慶良間諸島を構成する3つの島
そんな美しい海を持つ慶良間諸島は、大小20余りの島々で構成されていますが、その中にはいくつかの有人島があります。今回は、さらにその内の三つの島の中にある観光スポットを1つ取り上げてご紹介していきます!
阿嘉島
島の魅力・特徴
阿嘉島には、いくつかの展望台があります。その中でもアマグスク展望台というところは、阿嘉島の集落から一番近く、アクセスが良い展望台として知られています。
阿嘉大橋でつながっている慶留間島を一望することができ、雄大な景色を楽しむことができます。さらに、この展望台は島の西側にあるので、夕方にはケラマブルーに沈む夕日を見ることができます。
ゆったりとした時間を過ごしたい方におススメです。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーざまみ・・・約90分
高速船クイーンざまみ・・・約50分

渡嘉敷島
島の魅力・特徴
阿波連園地は、渡嘉敷島の南端にある公園です。島の人たちは、この一帯を舟越(ヒナクシ)と呼び、親しんでいます。
この場所からは、ケラマブルーが一望できるのはもちろんのこと、場所が南端ということもあって、朝日も夕日もその美しさを余すことなく見ることができる絶景スポットなのです。
公園なので特別な設備はありませんが、東屋やトイレが設置されており、ケラマブルーを眺めながら落ち着いた時間を過ごすことができます。駐車場も整備されていて、公園内は綺麗な遊歩道で整備されているので、散歩にうってつけです。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーとかしき・・・約70分
マリンライナーとかしき・・・約35分
座間味島
島の魅力・特徴
座間味島には、映画で一躍有名になった観光スポットがあります。「マリリンに逢いたい」という実話がもとになってつくられた映画をご存じでしょうか?
阿嘉島から座間味島までを、マリリンに会うために泳いで渡ったというシロという雄犬を題材にした映画です。島どうしの距離は約3㎞。流れの速い潮を乗り越えて、愛しい恋人に会いに行く感動的なお話です。
座間味島には、マリリンの像が建てられており、美しいケラマブルーを眺めながらシロの到着を待っている姿を見ることができます。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーざまみ・・・約90分
高速船クイーンざまみ・・・約50分

慶良間の魅力
慶良間諸島の魅力は、観光地でありながら雄大な自然と共存していることでしょう。この自然そのものを満喫するのが、慶良間諸島の楽しみ方です。
世界を魅了するケラマブルー
ケラマブルーと呼ばれる海の美しさは、色とりどりのサンゴの力によって生み出されています。
抜群に高い透明度は、浜に蓄積されたサンゴの死骸によってろ過された不純物の少ない水によって作り出されているのです。
マリンアクティビティの聖地
ケラマブルーを眺めるだけでも、ずいぶんと心の癒しになります。しかしもっと楽しみたいならやはり、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティ!
これをせずに慶良間諸島を発つことはできません。一度、ケラマブルーでのアクティビティを経験してまうと、他の海ではできなくなってしまうほど、海の中の世界を存分の楽しむことができます。まさに、マリンアクティビティの聖地なのです。


壮大な大自然
慶良間諸島では、膨大な数の種類のサンゴが生息していることで有名ですが、これが育つ理由は海の透明度にあります。
透明度が高いからこそ、太陽の光がしっかりと海中に届き、サンゴたちが満足に光合成を行うことができるのだといいます。慶良間諸島の大自然は、こうした自然界の循環によって成立しているのです。
慶良間の8月とは
夏季シーズン真っ只中の8月!慶良間諸島ではどんなイベントが開催されるのでしょうか?また、8月の慶良間諸島の気候や持ち物についてお伝えしていきます。
慶良間の8月の気候
慶良間諸島の8月は夏最高潮!気温は25~32℃となっていて、かなり暑い日が続きます。しかし、本州ではもっと暑いところもあるので、慶良間諸島の暑さを快適に感じる方も多いかもしれないですね。
水温は28~30℃くらいになるので、寒さとは無縁の状態で楽しむことができます。台風の影響もあって、降水量が多いシーズンでもあるため、蒸し暑さを感じる気候となります。
一日に何度もシャワーを浴びたくなるので、着替えも多めにあるといいでしょう。
8月の慶良間の服装と持ち物
8月に適した服装
8月は特に防寒に気を遣う必要はありません。夏に適した格好で楽しみましょう。ただし、陽射しは本州よりも強いので、日除けグッズは必需品です。
日焼け止め、防止、日傘などはしっかり準備しておきましょう。女性で日焼けが心配な方は、ラッシュガードがあると良いです。
8月の持ち物
先ほども触れましたが、日除けグッズは必須です。また、慶良間諸島の浜はサンゴの死骸で足を傷める可能性があるので、マリンシューズやビーチサンダルがあると良いでしょう。
8月の慶良間の主なイベント&楽しみ
主なイベント
毎年8月の第3土曜日には、座間味島で座間味島まつりというイベントが開催されています。座間味島恒例の夏祭りですね!ただし、年によっては諸般の事情により中止ということもあるので、しっかり調べておくようにしましょう。
楽しめるポイント
座間味島まつりでは、心躍る夏祭りが開催されます。ステージイベントでは、伝統芸能である琉球太鼓やエイサー、琉球舞踏などを楽しむことができるので離島でも沖縄の文化を存分に堪能できます。
また、出店では、島中のグルメが集うので食も楽しむことができます。
8月の慶良間の注意点
心配なのは台風かと思います。気象庁によると、沖縄に接近する台風の数は、7~9月が最も多い状態です。この期間で、訪れる台風の数は4~5個となっていて、1ヶ月に1~2個程度と言われています。ですので、台風が直撃したとしても足止めを食らうのは1~2日程度と心得ておきましょう。
夏の慶良間諸島で海を楽しむ場合は、熱中症に気を付けましょう。海の中にいるからと言って、汗はかきますし、とにかく透明度の高い海は陽射しの影響をもろに受けます。こまめに水分補給と休憩をとって、海を楽しみましょう。
慶良間で楽しめるアクティビティ
慶良間諸島はマリンアクティビティの聖地!ここでできないアクティビティはないというほどに充実しています。慶良間諸島で楽しむことができるアクティビティを簡単にご紹介していきます。
シュノーケリング
シュノーケルを付けて、海の浅瀬を潜って楽しむアクティビティです。慶良間諸島では多くのシュノーケリングスポットがありますが、中でも古座間味ビーチはおススメです。
透明度が高いのは言うまでもありませんが、潮の流れがゆったりしているため、海の中をよりクリアに楽しむことができます。

ダイビング
ダイビングスーツを着て、タンクを背負って潜る本格的なアクティビティです。装備が重厚で大変な印象もありますが、その分海の中を思う存分堪能することができます。
世界中のダイバーが集まると言われている慶良間諸島では、ダイビングスポットもたくさんあります。
SUP
SUPは誰でも簡単に楽しめるアクティビティの一つで、サーフボードよりも少し大きく安定感のあるボードに乗って、パドルを漕ぐことで海上を進んでいくことを楽しみます。
特に座間味島には、このSUPの専門店があり、様々なツアーが用意されているので、初めての方はこうしたツアーの利用をおススメします。

クルージング
クルージング言うと、大型のクルーザーを想像しがちですが、慶良間諸島では小型のクルーザーでクルージングを楽しむことができるツアーも充実しています。
他の観光客と乗り合わせで、アクティビティスポットまで行くものや、クルーザー自体を貸し切って海上でバーベキューや遊泳を楽しむことができるツアーなど、様々なものがあります。
カヌー・カヤック
短時間、軽装備で体験することができるアクティビティです。老若男女問わず、気軽にチャレンジすることができ料金も高くないので、マリンアクティビティ初心者におススメです。
慶良間諸島の各所から、無人島へ向かって旅をするツアーなどが充実しています。


ホエールウォッチング
冬になると、慶良間諸島にはザトウクジラが子育てのためにやってきます。冬季限定のアクティビティなので、8月には体験することができませんが、シーズンになるとクルーザーに乗ってスポットへ行くと高確率でクジラの姿を見ることができます。
さらに、慶良間諸島ではSUPやカヌーにのってホエールウォッチングをするというツアーもあるので、探してみてください!

慶良間のおすすめ観光スポット
先ほど、3つの島の観光スポットを1つずつご紹介しましたが、慶良間諸島全体を通してここは絶対に押さえておきたい!という観光スポットを5つ選出しましたので、ご紹介していきます。
古座間味ビーチ(座間味島)
ケラマブルーを世界に知らしめたのはこのビーチです。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得をした古座間味ビーチには毎年たくさんの観光客が訪れます。
阿真ビーチ(座間味島)
座間味島にある阿真ビーチは、ウミガメが生息することで有名です。ウミガメ目当てのシュノーケリングやダイビングをする人が多いビーチとなっています。
阿嘉大橋(阿嘉島)
阿嘉島と慶留間島を結ぶ阿嘉大橋は、ケラマブルーを一望できるスポットとして大変有名です。港から徒歩数分で行くことができるので、気軽に訪れることのできる観光スポットです。
阿波連ビーチ(渡嘉敷島)
阿波連ビーチは、渡嘉敷島を代表するビーチです。慶良間諸島のビーチは、浜がサンゴの死骸のところが多いですが、阿波連ビーチはサラサラした砂浜となっています。
浅瀬にはたくさんのサンゴや熱帯魚が生息しているので、シュノーケリングがおすすめです。
トカシクビーチ(渡嘉敷島)
渡嘉敷島では、阿波連ビーチがメインビーチとなっているため、トカシクビーチは人が少なく落ち着いた場所となっています。
ビーチの隣に緑が生い茂る公園があるので、陽射しが強い日でも木陰で涼むことができるなど、自然を大いに満喫することができるスポットとなっています。
まとめ
8月の慶良間諸島では、海を思う存分楽しめる気候となります。特に、マリンアクティビティを楽しむならこの時期がおススメ。
現地のツアーなども充実する時期なので、色々調べるだけでも楽しいですよ!体調を崩さないようにしっかりと準備をして、思う存分楽しみましょう!