
ベストシーズン!?慶良間の9月
目次
ベストシーズン!?慶良間の9月
9月は慶良間諸島を旅行する上で、最後のベストシーズン!常夏の沖縄を楽しむには、7~9月がベストだと言われています。
気温も水温もまだまだ夏仕様で十分楽しめるのに、お盆を過ぎるとツアー料金などが下がっていくので、旅行にはおススメです!そんな9月の慶良間諸島には、どんな魅力が詰まっているのでしょうか?
慶良間諸島ってどんなところ
沖縄本島、那覇にある泊港という港から、高速船やフェリーで行くことができる慶良間諸島。いくつかの有人島と数多くの無人島を合わせて、20余りの島々で構成されています。一番近い渡嘉敷島までは、35分程度で行くことができるため、日帰りで訪れる観光客も多くなっています。
なぜ、慶良間諸島に多くの観光客が訪れるのかと言うと、魅力はその海にあります。慶良間諸島の海は沖縄の中でも格別で、透明度が非常に高く、ケラマブルーと呼ばれ愛されています。
特にダイビングやシュノーケリングを楽しむために、毎年この海に多くの観光客が訪れるのです。
慶良間諸島を構成する3つの島
慶良間諸島には6つの有人島がありますが、その中でも比較的たくさんの観光客が訪れる島が、阿嘉島・渡嘉敷島・座間味島です。今回はこの三つの島についてご紹介していきます。
阿嘉島
島の魅力・特徴
阿嘉島には、250人ほどの人が住んでいて、観光業を主体に生活を営んでいます。島自体は小さく、信号やコンビニもないですが、多くの観光客が訪れることで賑わっています。
阿嘉島にあるビーチには、ウミガメが生息しています。ですから、海水浴を楽しむ際にウミガメの姿を見ることができるのも魅力の一つです。また、港の近くにある阿嘉大橋から眺める海が絶景だということで、人気を博しています。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーざまみ・・・約90分
高速船クイーンざまみ・・・約50分

渡嘉敷島
島の魅力・特徴
渡嘉敷島には、750人ほどの人が住んでいて、慶良間諸島の有人島の中でも規模が大きな島となっています。那覇から最も近いということもあって、多くの観光客が訪れます。
島は、200m級の山々が連なっており、広大な海へ迫る急斜面など、ありのままの自然が魅力の一つとなっています。渡嘉敷島には、ダイビングスポットが数多くあるので、ダイビングを楽しみたい人におススメです!
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーとかしき・・・約70分
マリンライナーとかしき・・・約35分
座間味島
島の魅力・特徴
座間味島では、600人ほどの人が暮らしています。座間味島には、大きなホテルはありませんが民宿やペンションが充実しており、この島を拠点にしてケラマブルーを満喫する観光客が数多くいあす。
特に、この島の古座間味ビーチは、2009年にミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得しており、その名を世界に轟かせたことで、より多くの観光客が訪れるようになりました。こうして、観光客が増えたことによって、飲食店やレンタルショップも充実し、より過ごしやすくなっています。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーざまみ・・・約90分
高速船クイーンざまみ・・・約50分

慶良間の魅力
慶良間諸島の魅力は一言で言って、大切に保存されているその自然にあります!慶良間諸島に溢れる自然には、どんな魅力があるのでしょうか?
世界を魅了するケラマブルー
なんと言っても、まずは海の美しさ!ケラマブルーと言って、世界中の人に愛される海の秘密は透明度の高さにあります。沖縄の海はどこも青く綺麗なイメージですが、潜ってみるとその違いがわかります。
水中の透明度の高さは、慶良間諸島が群を抜いており、ダイビングやシュノーケリングをする人たちは、何度も繰り返し訪れることになるでしょう。
マリンアクティビティの聖地
一度、ケラマブルーを体験してしまうと、ダイバーたちはこの海以外でのダイビングができなくなると言います。それほどの海なので、ここはマリンアクティビティの聖地とされているほどです。
特に、慶良間諸島には数多くのダイビングスポットや、シュノーケリングに最適な無人島などがあるため、マリンショップやレンタルショップも充実しており、マリンアクティビティを楽しむのに持ってこいなのです。


壮大な大自然
このような美しい海を生み出しているのは、結局のところ慶良間諸島の大自然です。慶良間諸島のビーチの多くは、真っ白なサンゴの死骸となっています。それほどサンゴが数多く生息しているのですが、このサンゴの死骸が海に流れ出る水をろ過していると言われています。
また、これによって透明度が高くなった水は、太陽の光をよく通し、サンゴの光合成を手助けしてくれるのです。こうして循環する自然の恵みによって、人々の心を動かすケラマブルーは創り出されているのです。
慶良間の9月とは
9月の慶良間諸島はまだまだ夏シーズン!とは言え、7月・8月と比べると気温が少し落ち着き、過ごしやすくなります。お盆を過ぎると、旅行会社のツアーなども落ち着くため安価になるのも魅力の一つ。(ただし、連休は値段が跳ね上がるので要注意です!)
また、特徴的なのが台風です。9月は台風が増えてくるということもあって、前後になると海が濁ったり入れなかったりすることもあるので注意が必要となってきます。
慶良間の9月の気候
9月は台風の影響を受けて、年間降水量が最も多い月になります。一方で気温はまだまだ夏なので、湿度が高い分、蒸し暑さを感じるでしょう。平均気温は27℃くらいとされていて、最高気温は30℃前後となります。
9月の慶良間の服装と持ち物
9月に適した服装
夏同様、半そで短パンで十分過ごすことができます。9月の半ばを過ぎると、朝晩が肌寒くなりますので、薄手の防寒着が必要となってきます。
9月の持ち物
UV対策をしっかりできるように、日除けグッズを準備しましょう。雨が多くなりますので、カッパなどの雨具も準備しておくと良いでしょう。また、雨が降ると気温が少し下がるので、薄手の防寒着などがあると良いです。特に、9月下旬に慶良間諸島に訪れる場合は、朝晩の冷えに注意しましょう。
9月の慶良間の主なイベント&楽しみ
主なイベント
9月の慶良間諸島では、あまり大きなイベントはありません。地元のイベントとして、9月の中旬に敬老会というのが、渡嘉敷村で行われます。このイベントでは、島内のお年寄りを招待して、民謡や寸劇などの演目を楽しんでもらうのがメインのイベントです。このイベントには、観光客はあまり参加しません。
楽しめるポイント
イベントとしては、観光客が参加できそうなものはありません。しかし、その分慶良間諸島のありのままの魅力を思う存分楽しんで欲しいと思います!
9月の慶良間の注意点
先ほども少し触れましたが、慶良間諸島の9月は降水量が多く、台風の日が増えてきます。こればかりは、その年の天気を見てみないとわからないですが、毎年9月はそういった傾向があることは覚えておきましょう。
台風が直撃した前後は、海に入れないこともあるので、もしもぶつかった時に楽しめるように別のプランを考えておくようにしましょう。
慶良間で楽しめるアクティビティ
慶良間諸島ではありとあらゆるマリンアクティビティを楽しむことができます!特に、9月に楽しめるマリンアクティビティについてご紹介していきます。
シュノーケリング
まだまだ夏の慶良間諸島9月の海では、色とりどりの熱帯魚を間近で見ることができます。
特に、ケラマブルーと呼ばれる透明度の高さから、シュノーケリングで潜る浅い海でも魚たちの姿をハッキリと見ることができるのが魅力の一つです。マリンアクティビティ初心者の方におススメです。

ダイビング
春先に産卵し、夏に孵化した魚たちで溢れる夏の海。ここでは、こうした魚たちを狙うマグロやカツオなどの大きな魚に巡り会うこともできます。
また、慶良間諸島ではウミガメが泳ぐスポットがたくさんありますので、こうした元気な生き物たちと一緒に海の中を泳ぐことができるのが、ダイビングの魅力の一つです!
SUP
透明度の高いケラマブルーの上を、SUPで遊泳するのはとても気持ちがいいです!SUPで無人島へ言ったり、シュノーケリング・ダイビングスポットへ言ったりと、冒険心をくすぐるツアーも盛りだくさん。
特別な装備が必要ないので、誰でも気軽に挑戦できるのが魅力です。

クルージング
思いっきり海を楽しみたい!という人におススメなので、クルージングツアー!中には、滑り台などがついたクルーザーなどもあって、海のど真ん中で海水浴を楽しめるツールの一つとなっています。
また、海上バーベキューを楽しんだり、サンセットを眺めたりと、多種多様な楽しみ方ができるのも魅力的です。
カヌー・カヤック
気温も水温もまだまだ安定している9月は、カヌーやカヤックを気持ちよく楽しめるちょうどよいシーズンでしょう。
底面が透明になっているクリアカヤックなどに乗ることができたら、ケラマブルーを最大限に満喫しながら海の旅を楽しむことができるでしょう!


慶良間のおすすめ観光スポット
簡単にですが、慶良間諸島のおすすめの観光スポットをご紹介していきます。
古座間味ビーチ(座間味島)
古座間味ビーチは、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得したことで、慶良間諸島で最も有名かつ人気のビーチとなりました。美しいケラマブルーを満喫するならここがおススメです。
阿真ビーチ(座間味島)
阿真ビーチは、古座間味ビーチと同じく座間味島にありますが、古座間味ビーチよりも知名度が低いため、比較的観光客が少なめとなっています。
しかし、海は古座間味ビーチと変わらず美しいケラマブルーなので、ゆったりと海を楽しみたい人にとって人気のスポットとなっています。
阿嘉大橋(阿嘉島)
阿嘉島と慶留間島をつなぐ阿嘉大橋は、阿嘉島の港から数分歩くと行くことができます。ただの橋と思うなかれ!ここから眺めるケラマブルーは絶景と言われており、大人気の観光スポットとなっています。
特に、夕方に訪れるとケラマブルーに沈む夕日の美しさを見ることができるのでおススメです。
阿波連ビーチ(渡嘉敷島)
真っ白な砂浜とケラマブルーのグラデーションが美しいことで有名な阿波連ビーチ。ここは、渡嘉敷島の中で最も幽目名ビーチです。
ゆるやかな湾になっているため、波が落ち着いていて静かだということで、子連れの観光客に人気のスポットとなっています。
トカシクビーチ(渡嘉敷島)
トカシクビーチも、阿波連ビーチ同様ビーチが円弧状になっているため、波が穏やかという特徴があります。
ただ、トカシクビーチの場合は周りに宿泊施設はおろか民家も少ないため、かなり静かな環境で阿波連ビーチよりも落ち着いた印象となっています。
また、ウミガメも生息しているのでゆっくりとウミガメとの遊泳を楽しみたい人におススメです。
まとめ
9月の慶良間諸島は、まだまだ夏シーズン真っ盛り!とは言っても、7月・8月とは違って気温が落ち着く一方、湿度が高くなるので蒸し暑い印象となります。
お盆を過ぎて、ツアーのシーズンが終わると、比較的安く旅行に行くことができる時期でもありますので、ねらい目です!