
慶良間でキャンプを楽しもう!キャンプが楽しめるスポットやおすすめのアクティビティをご紹介
目次
慶良間諸島ってどんなところ
みなさんは慶良間諸島をご存知ですか?
沖縄県にある離島群で、沖縄本島から西に40キロメートルほど行ったところにあります。
座間味島や渡嘉敷島、阿嘉島などがあり、合計で36もの島々で構成されています。
有人島よりも無人島の割合が高いこともあり、手付かずの自然が多く残っており、2014年には国定公園として指定されたほどです。
特にシュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティが盛んで、一年を通して多くの観光客で賑わいを見せています。
そんな慶良間には那覇市からフェリーで1時間もあれば行けることから、日帰りで慶良間諸島を楽しむツアーも多く敢行されています。
慶良間諸島は今、とても注目されている場所といっても過言ではありません。
慶良間で楽しむキャンプ
慶良間に行くのなら、キャンプすることをおすすめします。
マリンアクティビティを存分に楽しむのももちろん素晴らしい体験になりますが、海だけではない自然豊かな慶良間の魅力を、キャンプではめいっぱい感じることができます。
慶良間には整備されたキャンプ場がいくつかあり、キャンプと海を同時に楽しむこともできます。
キャンプをプランに取り入れれば、慶良間での時間をより充実して過ごせることでしょう。
キャンプの魅力
ここからは、そんなキャンプの魅力を3つご紹介していきます。
野外ならではの開放感
普段は家や会社など、室内で生活する時間が多い現代人にとって、キャンプのようにアウトドアで過ごす機会は貴重ですよね。
そんなときに野外で感じる開放感は格別なものです。
何にも隔てるものがない大自然の中で過ごすキャンプのひとときは、日頃の疲れやストレスから心身を解放してくれることでしょう。
自然のありがたさを感じられる
慶良間で楽しむキャンプのように、肌で自然を感じる機会は普通に生活しているとそうそうあるものではありません。
大きな海や空、白い砂浜、手付かずのままのマングローブなど、地球の壮大さを目の前にすることで、自然豊かな環境へのありがたみを心から感じられるはずです。
子供から大人まで楽しめる
キャンプは子供から大人まで、どの年齢の方でも楽しめることも魅力の1つです。
友人同士はもちろん、カップルやファミリーなど、老若男女問わずみんなで一緒に体験することで、思い出に残る素敵な時間を過ごすことができるでしょう。
また、近年ではおひとりさまキャンプも人気になっており、こちらは一人でゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめの楽しみ方です。
慶良間でキャンプが楽しめるスポット
実際、慶良間にはどのようなキャンプのスポットがあるのでしょうか?
ここからは、慶良間でキャンプが楽しめるスポットを3つご紹介していきます。
青少年旅行村キャンプ場(阿真ビーチ)
青少年旅行村キャンプ場は、座間味島にある大きなキャンプ場です。
那覇からのアクセスも良く、県内でも人気のキャンプ場として知られています。
施設の特徴・魅力
青少年旅行村キャンプ場の特徴は、なんといってもその充実した設備です。
一棟貸ししてくれるコテージもあり、最大10人まで宿泊可能ですから、ファミリーや友人同士でわいわいキャンプすることができますよ。
テントやBBQ台、寝袋などのレンタルもあり、道具が揃っていなくても気軽にキャンプを楽しめます。
また、事前に送っておいた宅配便を受け取ることができるので、自宅からキャンプ用品を輸送しておけば、慣れた道具で準備がスムーズに進むことでしょう。
那覇空港・座間味港からの行き方
那覇空港から青少年旅行村キャンプ場へ行く際には、まずは国際線バスターミナルから琉球バス23番に乗車し、「泊高橋」で下車します。
そこからすぐの泊港フェリーターミナル「とまりん」から、座間味島行きのフェリーに乗ってください。
座間味港から村営バスに乗り、5分ほどの場所に青少年旅行村キャンプ場があります。
料金・駐車場の有無
料金は、大人(中学生以上)は1泊1名で500円、子供(6歳〜12歳まで)は半額の250円です。
また、6歳以下の乳幼児については無料になります。
駐車場は完備されており、無料で利用することができます。
渡嘉志久キャンプ場
渡嘉敷村にあるキャンプ場で、正式名称は「渡嘉敷村青少年旅行村キャンプ場」と言います。
白い砂浜にテントサイトが設けられており、慶良間の海をすぐそばで感じながらキャンプを楽しめると人気のキャンプ場です。
施設の特徴・魅力
渡嘉志久キャンプ場の特徴は、先ほどお話したとおり、阿波連ビーチに隣接し、海沿いにテントサイトを構えているところです。
テントを出ればそこに海が広がっているため、一日中でも遊んでいられますよ。
また、ウミガメスポットとして有名な渡嘉志久ビーチがすぐ近くにありますので、シュノーケリングをしに訪れてみるのもいいかもしれません。
そして何より、設備が充実しており、炊事等やシャワー棟、オートキャンプ場も完備されていますので、心置きなくキャンプを楽しむことができます。
那覇空港・渡嘉敷港からの行き方
那覇空港からお越しの際は、国際線バスターミナルから琉球バス23番に乗車し、「泊高橋」で下車します。
そこからすぐの泊港フェリーターミナル「とまりん」から、渡嘉敷島行きのフェリーに乗って35分程で到着します。
渡嘉敷港から路線バスに乗り、「阿波連ビーチ前」で下車してすぐです。
料金・駐車場の有無
料金は、大人(中学生以上)は1泊1名で500円、子供(6歳〜12歳まで)は半額の250円です。
駐車場は完備されており、無料で利用できます。
国立沖縄青少年交流の家海洋研修場
渡嘉敷村にあるキャンプ場で、本施設とキャンプ場のある海洋研究場とに分かれています。
もともとは米軍の施設だったところを再利用しているため、敷地面積はとても広大です。
「青少年交流の家」とありますが、一般の方も宿泊することができるのでご安心ください。
宿泊する際は、必ず予約をしてから訪れるようにしましょう。
施設の特徴・魅力
こちらのキャンプ場のテントサイトも海に面しており、いつでもすぐに美しい慶良間の海を眺めることができます。
テントからすぐの砂浜ではビーチバレーやビーチサッカー、海ではシュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しむことができ、まさに絶好のロケーションです。
もちろん、炊事棟やシャワー棟などといった設備も充実しており、安心してキャンプを楽しむことができますよ。
また、宿泊中には目的にあったプログラムを組んで活動することができるのが大きな特徴で、自然体験プログラムやスポーツプログラム、ボランティア学習など、さまざまなジャンルからお好みのものを選択できます。
自然体験プログラムでは、施設の方に引率してもらいながら、シュノーケリングやカヤックなどのさまざまなマリンアクティビティの体験ができます。
慶良間の海を楽しむのにもぴったりのキャンプ場ですね。
那覇空港・渡嘉敷港からの行き方
那覇空港からお越しの際は、国際線バスターミナルから琉球バス23番に乗車し、「泊高橋」で下車します。
そこからすぐの泊港フェリーターミナル「とまりん」から、渡嘉敷島行きのフェリーに乗って35分程で到着します。
渡嘉敷港からは路線バスに乗り、「沖縄青少年交流の家」で下車してください。
料金・駐車場の有無
料金は、施設利用費として1人1泊810円です。
そのほか、食堂で3食の食事をとった場合は、中学生以上は1人1泊につき2,070円、4歳以上の未就学児は1,830円になります。
キャンプ場でのバーベキューや炊事については、また別途利用料がかかりますのでご注意ください。
駐車場は完備されており、無料で利用できます。
マリンアクティビティもおすすめ!
慶良間でのキャンプの魅力についてお伝えしてきましたが、マリンアクティビティを楽しむというのも、慶良間観光において、ぜひおすすめしたいプランです。
ついマリンアクティビティをおすすめしたくなる慶良間の魅力について、以下にまとめましたのでぜひご覧ください。


慶良間の魅力
ここからは、慶良間の魅力について、3つご紹介していきます。
世界を魅了するケラマブルー
慶良間の海は通称「ケラマブルー」と呼ばれているのをご存知でしょうか?
慶良間の海水は抜群に透明度が高く、世界的にもトップレベルです。
数十メートル先まで見渡せるほどの澄んだ海水に、照りつける太陽の光でキラキラと光る水面がどこまでも広がる様は、本当に美しく心が洗われます。
そんな海は「ケラマブルー」と呼ばれ、世界中の人々を魅了し、訪れた観光客たちはみな、その美しさに感動します。
マリンアクティビティの聖地
慶良間には、マリンアクティビティを楽しめるスポットが非常に多くあります。
特にダイビングは有名で、世界中のダイバーたちが「慶良間の海に潜ってみたい!」と言うほどに、慶良間のロケーションは恵まれているのです。
ケラマブルーの海の特徴である透明度の高さから、サンゴ礁やそこに住む熱帯魚の様子など、海の中の景色が鮮明に捉えることができます。
また、ウミガメと出会えるスポットであることでも有名。
もし運が良ければ、ウミガメと一緒に泳ぐことができるかもしれませんよ。
このように慶良間の海は、マリンアクティビティを楽しむには最高のロケーションなのです。
まさに、慶良間は「マリンアクティビティの聖地」と言っても過言ではありません。




壮大な大自然
慶良間には、いまだ手付かずの自然が多く残っていることでも知られています。
美しい海や植物、多様な生態系が評価され、2014年3月5日(サンゴの日)に、国内で31番目の国定公園に指定されています。
真っ白な砂浜にケラマブルーの海が果てしなく広がる大自然を目の前にすれば、その壮大さに感動し、心を洗われるような気持ちになることでしょう。
生き物も豊富な慶良間諸島では、生き物たちの暮らしの様子も身近に感じることができます。
サンゴや魚の豊かさはもちろん素晴らしいのですが、冬ならではのお楽しみもあるのです。
それが、ホエールウォッチング。
ザトウクジラの繁殖領域でもあるため、冬限定でホエールウォッチングを楽しむことができるのです。
おすすめのアクティビティ
ここからは、慶良間の海で楽しめるおすすめのアクティビティをご紹介していきます。
シュノーケリング
シュノーケリングと言えば、言わずと知れた人気のアクティビティの1つです。
シュノーケルとフィンを装着して魚と一緒に泳ぐ体験は、旅行の中でもひときわ印象深い思い出になるはずです。
慶良間の海には、そんなシュノーケリングを楽しむことができるスポットが多く存在しています。

楽しみ方・魅力
慶良間の海の透明度は、世界中の海と比較してもトップクラスであることをお伝えしました。
その透明度の高さから、海の中の様子を観察することにとても向いていて、シュノーケリングを楽しむのには最高の場所なのです。
また、慶良間はウミガメとの遭遇率が高いことでも有名です。
運が良ければ、ウミガメの姿を見ることはもちろん、ウミガメと一緒に泳ぐこともできるかもしれませんよ。

ダイビング
ダイビングは、やや深い海の中に潜って楽しむマリンアクティビティです。
慶良間はダイビングを楽しむのにとても適した環境なので、一年を通して多くのダイバーが訪れる、県内でも人気のエリアです。

楽しみ方・魅力
ダイビングの楽しみ方はさまざまで、水中の様子を観察したり、魚やウミガメなどの生物と一緒に泳いだりと、自分の好きなスタイルで海の中を堪能することができます。
また、ダイビングの魅力は、日頃味わうことのできない非日常感です。
横を見ればすぐに魚が泳いでいる光景など、そうそう見ることはできませんよね。
そんな非日常の中にいれば、普段感じているストレスや疲れも、不思議とどこかへ消えてしまうことでしょう。
SUP
SUPというアクティビティは、あまり聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。
正式には「スタンドアップパドルボード」と言います。
SUPはボードの上に乗ってパドルを漕ぎ、船のように進んでいくマリンアクティビティです。
海の上はもちろん、川や湖などでも楽しめるということで、近年注目を集めています。
楽しみ方・魅力
SUPの魅力はなんといっても、どんな方でも気軽にチャレンジできるところです。
SUPがよく比較されるのがサーフィンなのですが、サーフィンよりもバランスを取りやすく、早いうちからコツをつかんで遊ぶことができます。
また、体全体をシェイプアップできるという、嬉しい効果もついてくるので、ぜひ積極的にチャレンジしてほしいアクティビティです。

おすすめのツアー3選
ここからは、慶良間で楽しめるマリンアクティビティのツアーについて、3つご紹介します。

まとめ
今回は慶良間でのキャンプについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
慶良間には多くの自然が残っており、それを肌で感じるにはキャンプはぴったりだと言えます。
沖縄を訪れる際は、慶良間でキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。