
穏やかな気候が魅力!慶良間の1月
目次
穏やかな気候が魅力!慶良間の1月
慶良間諸島は時期に関係なく、いつ訪れても魅力溢れる観光スポットです!しかし、どうせならその時しか楽しめないことや、その時期にしか見れないものはしっかりチェックしておきたいですよね。
そこで、慶良間諸島の1年間ということで、今回は1月の慶良間諸島の魅力に迫っていきたいと思います。
慶良間諸島ってどんなところ
慶良間諸島は、大小20程度の島々からなる島嶼群です。沖縄県に属していて、位置的には那覇市から西に約40㎞のところにあります。慶良間諸島に属する島のほとんどは無人島ですが、いくつか有人島も含まれています。
自治区分としては、渡嘉敷村と座間味村の2つの村があります。主としては、それぞれ渡嘉敷島と座間島になりますが、村の範囲は複数の島にまたがっています。
渡嘉敷村の人口は、2020年12月時点で761人、座間味村は881人となっていて、現在も多くの人々が生活しています。
慶良間諸島を構成する3つの島
慶良間諸島は20以上の島々から構成されていますが、その中でもメジャーな3つの島についてご紹介していきます。
阿嘉島(あかしま)
島の魅力・特徴
阿嘉島は、慶良間諸島の中で2番目に大きな島です。面積は3.80㎢という小ささですが、250人以上の人が生活を営んでいます。
その歴史は古く、縄文時代から人が住んでいたことがわかる貝塚なども残されていて、歴史的魅力も満載な島です。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーざまみ・・・約90分
高速船クイーンざまみ・・・約50分

渡嘉敷島
島の魅力・特徴
渡嘉敷島は、慶良間諸島の中で1番大きな島です。面積は15.31㎢で、人口は750人程度。この島にも、古くから人が住んでいた跡が残っていて、歴史的魅力が詰まっています。
観光としての一番の魅力は、何と言ってもケラマブルーを拝むことができるビーチ。渡嘉敷島には、阿波連・渡嘉志久ビーチという素晴らしいビーチがあります。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーとかしき・・・約70分
マリンライナーとかしき・・・約35分
座間味島
島の魅力・特徴
座間味島は様々な島がある慶良間諸島の中で、ほぼ中央の位置にある島です。座間味島にも古座間味・阿真ビーチという美しいビーチがあるため、毎年多くの観光客が訪れます。
世界中のダイバーがこの美しいビーチを求めて足を運んでいます。
那覇空港・泊港からの行き方
那覇空港泊港
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
泊港(那覇市)→阿嘉島
フェリーざまみ・・・約90分
クイーンざまみ・・・約50分

慶良間の魅力
慶良間諸島は年中無休で魅力あふれる観光スポットです。その魅力を3つご紹介していきます。
世界を魅了するケラマブルー
慶良間諸島の海は、「ケラマブルー」と呼ばれ、その美しさから世界中のダイバーに愛されています。
透明度が非常に高いことでよく知られており、2009年の「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では、古座間味ビーチが2つ星を獲得するなど、由緒正しい美しさなのです。この海の美しさを見るためにたくさんの観光客が訪れます。
マリンアクティビティの聖地
透き通ったケラマブルーの海で行うマリンアクティビティは、その辺の海で行うそれとはワケがちがいます。海の深さに関わらず、海の中の様子をはっきりと見ることができるのが最大の魅力です。
浅いところでも十分楽しめるため、マリンアクティビティが初めてという方も安心して挑戦することができます。


壮大な大自然
慶良間諸島の海は国内随一と言っても過言ではありませんが、陸上も魅力がいっぱいです。特に慶良間諸島自体がまるまる国立公園として指定されるほど!
海の自然も豊かながら、陸の上でも亜熱帯植物の植生や、慶良間諸島でのびのびと生きる動物たちの姿を見ることができます。
慶良間の1月とは
慶良間諸島で過ごす1月はどんな魅力にあふれているのでしょうか?1月の慶良間諸島の様子や、必要な準備を確認していきましょう。
慶良間の1月の気候
慶良間諸島の気温は、冬でも平均15~20℃で暖かいです。さらに、水温は20℃以下になることはほぼないので、冬でも海を満喫することができます。
真夏の慶良間諸島は暑さでやられてしまうことも考えられますが、冬の慶良間諸島の気候は非常に過ごしやすいので、かなりおススメです!
1月の慶良間の服装と持ち物
1月に適した服装
気温は暖かいことが多いですが、天気が悪い時や朝晩は肌寒さを感じる場合もありますので、ある程度の長袖や羽織るものを準備しておくと良いでしょう。
靴などもサンダルだけでは厳しい場面もありますので、通常春や秋に履くような靴も用意しておくといいでしょう。海に入る場合は、ラッシュガードなどがあると非常に便利です。
1月の持ち物
1月と言っても、慶良間諸島の日差しは強めです。日焼け止めや防止など、紫外線対策に必要なものはしっかり持っていきましょう。
重複しますが、ある程度の防寒着は必要となります。薄手の羽織るものがあればいいですね。
1月の慶良間の主なイベント&楽しみ
主なイベント
1月の慶良間諸島での一番の目玉は、ザトウクジラのホエールウォッチングでしょう!
ちょうど、1~4月は、ザトウクジラが慶良間諸島に帰ってくる時期となります。この時期に慶良間諸島に行くなら、ホエールウォッチングは欠かせません。
楽しめるポイント
鯨の姿を見ることができるだけでもかなり貴重な体験ですが、ザトウクジラはよく「鳴く」ことで知られていて、その声を聞くことができるのです。
ホエールウォッチングだけでなく、ダイビングやシュノーケリング中にその声を聞けたらとてもラッキーですね!
1月の慶良間の注意点
フェリーや高速船の時間は、時期によって異なります。1月のダイヤをしっかり確認してから利用しましょう。
また、先ほども言いましたが、温かい気候と言えど朝晩は冷えます。しっかり防寒着を用意していくようにしましょう。
慶良間で楽しめるアクティビティ
慶良間諸島ではたくさんのマリンアクティビティを楽しむことができます。それぞれ、どんなアクティビティなのか、簡単にご紹介していきます。
シュノーケリング
シュノーケルという装備を付けて、浅い水中の様子を楽しむマリンアクティビティです。初心者でも比較的簡単にチャレンジすることができます。

ダイビング
空気の入ったタンクを背負って、深い水中を遊泳しながら楽しむマリンアクティビティです。
透明度が高いと言われている慶良間諸島でのダイビングは、言葉にできないほど美しい景色を目に焼き付けることができます。
SUP
スタンドアップパドルボードというマリンアクティビティです。安定感のあるボードの上に乗って、パドルを漕いで水面を進んでいきます。特別な装備が必要ないので、初心者でも気軽に挑戦することができます。

クルージング
船に乗って、海の景色や生き物たちの様子を楽しむことができるアクティビティです。着衣のままで参加できるので、最も気軽に参加できるアクティビティです。
カヌー・カヤック
カヌーやカヤックといった、小型の舟に乗って水面を進んでいくアクティビティです。小回りが利くので、カヌーやカヤックでしか行けないようなスポットに行くことができます。


ホエールウォッチング
鯨の遊泳を船から楽しむアクティビティです。慶良間諸島では、時期によって鯨の姿を見ることができるため、大変人気のあるアクティビティです。

慶良間のおすすめ観光スポット
慶良間諸島にはたくさんの観光スポットがありますが、ここでは有名どころの5つについて簡単にご紹介していきます。
古座間味ビーチ(座間味島)
古座間味ビーチは座間味島にあるビーチです。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星がついた、世界でも有数の透明度の高い海が大きな魅力です。世界中のダイバーがこのビーチを目指して毎年訪れています。
阿真ビーチ(座間味島)
阿真ビーチは、慶良間諸島の中でもそこまで人が集まるビーチではありません。
しかし、水の透明度は他のビーチと変わらず、美しいケラマブルーを拝むことができるので、人を避けてゆったりと過ごした人たちにとって、穴場のスポットとなっています。
阿嘉大橋(阿嘉島)
阿嘉大橋は、阿嘉島と慶留間島をつなぐ橋です。この橋は、現地の人たちの生活を支えるだけでなく、一つの観光スポットとして注目を集めています。
橋自体のデザイン性が高いことでも有名ですが、そこから眺める慶良間の海は言葉で表せないほど美しく、神秘的です。
阿波連ビーチ(渡嘉敷島)
阿波連ビーチは、那覇を拠点にして日帰りで訪れることのできるビーチとして人気があります。
もちろんケラマブルーの美しさもありますし、運が良ければウミガメが間近で泳いでいる様子を見ることができるのも大きな魅力の一つです。
トカシクビーチ(渡嘉敷島)
渡嘉敷島にあるビーチの一つで、港からのアクセスが良いので人気のあるスポットです。渡嘉敷島を拠点にして楽しみたい観光客にとっては、周囲の環境が充実しているので最高のビーチとなっています。
まとめ
今回は、慶良間諸島の1月に注目してお伝えしていきました。
時期によって違う表情を見せつつ、年中楽しめる慶良間諸島。これを機会に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。