【2022年最新版】渡嘉敷島に行くなら知っておきたい!オススメ観光スポット5選
目次
渡嘉敷島とは?
沖縄県には数多くの離島があり、1つ1つの島々が異なる魅力を持っています。
沖縄旅行といえば那覇市がある沖縄本島への旅行が思い浮かべられがちですが、離島に一度足を運ばれた方は、沖縄の離島観光にぞっこんになってしまうことも少なくありません。
沖縄県の離島の中では、都市部がある石垣島や宮古島、東洋のガラパゴスと称される西表島などが有名ですが、人気の島は他にも存在しています。
慶良間諸島と呼ばれる離島群は沖縄本島からの距離が近く、リゾートに適した宿泊施設なども充実している離島となっています。
また、慶良間諸島へは日帰りで行き来することも可能であり、那覇市などの観光とセットで離島観光を楽しめる点が大きな魅力です。
そんな慶良間諸島の中でも人気があるのが、今回ご紹介させていただく渡嘉敷島です。
沖縄観光をよりディープに楽しむのであれば、渡嘉敷島での観光を経験することをおすすめします。
今回は沖縄への旅行をお考えのみなさまに向けて、渡嘉敷島に関するさまざまな情報をご紹介させていただきます。
渡嘉敷島への行き方
渡嘉敷島があるのは慶良間諸島の東端で、那覇市からは約30kmとそれほど距離が離れていません。
島内に空港はないため、アクセスするためには那覇市にある泊港からフェリー、もしくは高速船に乗る必要があります。
泊港の住所は沖縄県那覇市前島3-25-1で、都市部の中心に近い位置にあるため見つけやすいでしょう。
那覇空港からの移動手段にはレンタカーの利用がおすすめで、約20分で到着できる距離となっています。
また、レンタカー以外のアクセス手段としては、モノレールやバスの利用がおすすめです。
どちらも泊港の徒歩10分圏内に駅があるため、観光ハイシーズンにレンタカーの予約が取れなかった際などにも問題なく移動することができるでしょう。
泊港に到着後は、フェリーか高速船のどちらかに乗って渡嘉敷島へ向かいます。
フェリーとかしき
渡嘉敷島に行くための便として出ている「フェリーとかしき」は、時期を問わず出航時刻が午前10時で固定となっています。
料金は、片道で大人1,690円、子供850円です。
ただし、高校生以上が乗船する場合には追加で、島の景観を保護するための環境協力税が往復で100円必要だという点にも留意しておきましょう。
所要時間は70分ほどで、日帰りでの観光も十分に可能なタイムスケジュールとなっています。
マリンライナーとかしき
もう1つの交通手段である「マリンライナーとかしき」は、高速船であることからフェリーよりも短い時間で島まで到着することが可能です。
出航時刻は時期ごとに異なり、3月から9月の夏季は9時・16時半の2便が就航、10月から2月の冬季は9時・16時に便が出ています。
料金は大人が片道で2,530円、子供が1,270円で、こちらも往復100円の環境協力税が別途必要です。
また、所要時間については、以前は約35分とされていましたが、現在は約40分となっています。
これはコロナ禍による乗客数の現象により、2021年より運航経費削減を目的とした低速運転が行われていることに起因しています。
5分なので大きな差ではありませんが、スケジュールを組む上で念頭に置いておくと良いでしょう。
渡嘉敷島のオススメ観光スポット5選
渡嘉敷島への行き方がわかっても、島の魅力がわからないことには観光を楽しむことができません。
日帰りで行き来することができる島であるため、事前に人気スポットを頭に入れておき、効率よく観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。
以下に特におすすめ度の高いスポットを5ヶ所ピックアップしましたので、順にチェックしていきましょう。
阿波連ビーチ
まずご紹介させていただきたいのが、渡嘉敷島のメインビーチである「阿波連(あはれん)ビーチ」です。
全長が約800mにも及ぶ阿波連ビーチは、広々としたロケーションの素晴らしさから多くの観光客を集めるスポットとなっています。
渡嘉敷島を含む慶良間諸島は海の美しさで名高いエリアであり、諸島の名前を冠したケラマブルーという名前で称されるほどの青い海が特徴です。
そんなケラマブルーの美しさを思う存分に楽しみたいのであれば、ぜひ阿波連ビーチに足を運ばれることをおすすめします。
魅力・住所
ロングビーチである阿波連ビーチはゆるやかな弓状に湾が曲線を描いており、その形状が功を奏して波の勢いが穏やかです。
そのため海水浴に非常に適しており、お子様連れでも安心して海遊びを堪能することができるでしょう。
青く透明な海にはサンゴ礁や熱帯魚などの姿を多く見ることもでき、沖縄ならではの旅情を味わわせてくれること間違いなしです。
また、観光人気が高いビーチであることから、トイレや売店はもちろん、各種マリンアクティビティを楽しむためのレンタルなどが充実しているのも大きな魅力だと言えるでしょう。
阿波連ビーチの住所は〒901-3502 沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連となっています。
渡嘉志久ビーチ
続いて島内のビーチからもう一ヵ所、「渡嘉志久(とかしく)ビーチ」をご紹介させていただきます。
渡嘉志久ビーチも阿波連ビーチと同様ロケーションの美しさに定評のあるビーチですが、阿波連ビーチとはまた異なる魅力を持っているのが特徴です。
というのも、渡嘉志久ビーチはウミガメと高い確率で出会えることで人気を集めているビーチなのです。
魅力・住所
渡嘉志久ビーチは白くきめ細やかな質の砂と、エメラルドグリーンの海に面した恵まれた景観を有しています。
波も穏やかでウミガメたちにとっても居心地の良い環境となっていることから、ビーチに住み着いており、高確率でその姿を見ることができるのでしょう。
ウミガメたちは泳いだり海草を食べたりとそれぞれ自由に過ごしており、水族館などで見るウミガメとはまた異なるのびのびとした様子を観察できるのがうれしいポイントです。
また、ダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティにも適したスポットとなっており、海で遊ぶのにもピッタリなビーチです。
住所は〒901-3501 沖縄県島尻郡渡嘉敷村渡嘉敷1919-1で、渡嘉敷島の中心部にあたるわかりやすい立地となっています。
クバンダキ展望台
次はビーチから趣を変えて、島の眺望を広く味わえる展望台をチェックしてみましょう。
「グバンダキ展望台」は、阿波連ビーチの西側に位置するクバンダキという岬に位置している展望台です。
岬という絶好のロケーションからわかるように、さまざまな方向に優れた眺望が広がっており、渡嘉敷島の美しさを多面的に楽しめるスポットとなっています。
魅力・住所
クバンダキという岬は島の外周から南西に突き出したような形状となっており、周囲の視界を遮られない立地となっています。
そのため、左手に阿波連ビーチ、正面にハナリ島、右手に座間味島や阿嘉島の姿を望むことができ、島内に留まらず、慶良間諸島の美しさを堪能することが可能です。
また、好天の日には展望台から南国特有の鮮やかな夕日を望むこともでき、島内に宿泊する予定であればぜひ目の当たりにしていただきたい光景となっています。
阿波連ビーチのすぐそばで住所も同一となっており、浜辺での遊びと併せて訪れることができる点も大きな魅力だと言えるでしょう。
アラン展望台
渡嘉敷島を含む慶良間諸島の大きな特徴の1つに、ホエールウォッチングが楽しめるという点が挙げられます。
冬の時期にはザトウクジラたちの群れが海域に姿を現し、その愛らしく雄大な姿を見せてくれるのです。
そんなザトウクジラたちの姿を島内から眺めるのに適しているのが「アラン展望台」です。
魅力・住所
アラン展望台は、渡嘉敷島の港から島の集落を抜けて、山へ登っていくルートで足を向けることができます。
少し山道を登る必要があるため労力は必要ですが、道のりに苦労する分だけ得られるロケーションは素晴らしいものとなっています。
遮蔽物がない景観が遠方まで続いていて、天気がよく空気が澄んでいる日であれば、沖縄本島まで見渡すことができてしまうでしょう。
そんな眺望に優れたスポットだからこそ、冬季にはクジラたちの姿を目にすることも可能となっているのです。
住所は〒901-3501 沖縄県島尻郡渡嘉敷村渡嘉敷となっています。
ハナリ島
5つ目にご紹介させていただきたいのが、渡嘉敷島からすぐ近くにある「ハナリ島」です。
渡嘉敷島の外にはなりますが、この島に行くための唯一のルートが渡嘉敷島を経由するものとなっているため、今回の5選に含ませていただきました。
ハナリ島は無人島となっており、沖縄の原風景とも呼べるプリミティブな景観と出会えること間違いなしのスポットです。
魅力・住所
みなさまもご存知の通り、沖縄県は全国でも有数の観光県であり、名の知られたビーチには売店などの設備が充実しているところが多くなっています。
そのおかげで私たちは便利な観光を楽しむことができますが、もし売店などの設備がなければ、もっと自然に近い形のビーチと出会えるのではと思ったことはないでしょうか。
そんな手つかずの自然と出会えるのが、ハナリ島のビーチの特徴です。
売店やトイレ、シャワーといった施設は何一つなく、ただひたすら美しい自然のロケーションを堪能することができるでしょう。
ただし、ハナリ島に行くためには、阿波連ビーチで行われているシュノーケルツアーに参加して、ボートで渡航させてもらう必要があります。
ハナリ島との間を隔てた海には流れが強い場所があり危険なため、泳いでの渡航は禁止されているのです。
そのため、ハナリ島を目指すのであれば、まずは阿波連ビーチを訪れましょう。
渡嘉敷島で楽しめるオススメツアー3選
渡嘉敷島は自由に巡っても楽しい島ですが、帰りの便の本数が限られているため、時間が気になってしまって遊びに集中できないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時におすすめさせていただきたいのが、観光ツアーの利用です。
ツアーに参加すればガイドの案内の下で効率よく島遊びを楽しむことができ、時間管理を気にする必要もありません。
以下におすすめ度の高いツアープランを3選ピックアップしましたので、順にチェックしていきましょう。
小学生のお子様も参加可能!日帰りボートシュノーケリングプラン
まずご紹介させていただきたいのが、沖縄県のマリンアクティビティの王道とも言えるシュノーケリングを思う存分楽しめる日帰りツアープランです。
シュノーケリングは水中メガネと呼吸用の筒がセットになったシュノーケルを装着して海に潜るアクティビティであり、海面から顔を上げることなく海を楽しめます。
渡嘉敷島の海は極めて透明度が高いため、シュノーケルを着けて潜れば極めてクリアに海中の景観を楽しむことができるでしょう。
また、波の勢いが穏やかなスポットで体験を行うため、これまでにシュノーケリングの経験がない方でも安心して楽しめるのも嬉しいポイント。
季節によってライフジャケットかウェットスーツを着てシュノーケリングを行うため、お子様や泳ぎに自信がない方でも安心してアクティビティに取り組めるでしょう。
器材の使い方などについても丁寧なレクチャーを行いますので、ぜひ初めてのシュノーケリングに挑戦してみませんか?
少人数制で初心者でも安心!日帰り体験ダイビングプラン
シュノーケリングと並び称されるマリンアクティビティの代表格といえば、ダイビングです。
ダイビングはシュノーケリングよりも本格的な機材を身に付け、水中で呼吸が可能になる酸素タンクなどを背負って海中に潜るアクティビティです。
海面ではなく海中深くに潜り、滞在することができるため、より深い没入感を得ながらケラマブルーの海を堪能できるでしょう。
一般的にダイビングは資格がなければ行うことができないアクティビティですが、渡嘉敷島ではダイビング体験としてツア―に参加することができます。
マンツーマン、もしくはお客様2人につき1人のインストラクターが帯同し、万全のサポートの下で安全にダイビングを楽しんでいただけるツアーです。
渡嘉敷の最高のロケーションで海にエントリーすれば、一生の思い出になること請け合いですよ。
とかしきの海で日帰りファンダイビングプラン(2ボート)
最後にご紹介させていただくのが、有資格者のダイバーの方を対象とした本格ダイビングツアーです。
慶良間諸島や渡嘉敷島は、経験豊富なダイバーの方々にとっては名前を耳にしたことがある土地ではないかと思います。
その充実したロケーションから国内屈指のダイバーの聖地とも称されており、ダイビングを目的として足を運ばれる方が後を絶ちません。
そんな方々に慶良間諸島の中でも屈指のスポットでのダイビングを提供させていただけるのが、こちらのファンダイビングプランとなっています。
地元ショップにしか立ち入りの許可が出ていない海域でのダイビングを楽しむことができるため、想像を絶する美景の中に身を浸す経験を楽しめること間違いありません。
ダイビングを趣味とされている方であれば、必ずご満足いただける最高のツアープランだと言えるでしょう。
まとめ
今回は沖縄旅行をお考えになられている方に向けて、渡嘉敷島の観光スポットに関する情報をご紹介させていただきました。
渡嘉敷島は国内でも指折りの美しい海と出会える島であり、足を運ばれた方の中には二度三度と繰り返し訪れるリピーターとなる方が少なくありません。
ぜひ渡嘉敷島に足を運び、離島観光を満喫してみませんか?