
阿嘉島内での移動手段は結局何が一番良い?おすすめのショップもご紹介!
阿嘉島とは?
みなさまは沖縄県の離島の1つ、阿嘉島という島について耳にされたことはあるでしょうか。
沖縄県の島と言えば、沖縄本島や石垣島、宮古島、西表島などを思い浮べられる方が多いのではないかと思います。
しかし、沖縄県にはそれ以外にも数多くの島々が存在しており、その中には観光に適した島も少なくありません。
そんな沖縄県の離島群でも特筆すべき島の1つに数えられるのが、今回ご紹介させていただく阿嘉島です。
阿嘉島は、沖縄本島から約40km西方に位置している慶良間諸島を構成している島であり、座間味島、渡嘉敷島などを共に、諸島の中核を成しています。
沖縄観光がお好きな方以外への知名度がそれほど高い島ではありませんが、非常に大きな魅力を持った島となっています。
阿嘉島を含む慶良間諸島はケラマブルーと称されるほど海の美しさに定評があり、白く輝く砂浜と青々と輝く海は、沖縄県内でも屈指の物だと言えるでしょう。
そんな美しい海でのマリンアクティビティを目的として毎年のように多くの人々が島を訪れており、誰が足を運んでも楽しめること間違いなしのスポットです。
今回は沖縄旅行をお考えの方に向けて、そんな阿嘉島観光に必須の移動手段に関する情報をご紹介させていただきます。
阿嘉島への行き方
まずは阿嘉島まで行くための手段について、チェックしていきましょう。
阿嘉島は周囲が約12kmと小さい島であり、島内に空港などがありません。
そのため、阿嘉島に行くためには高速船かフェリーを利用する必要があり、一度沖縄本島を経由することになります。
沖縄本島には全国の主要な空港から便が出ており、まずは沖縄の玄関口である那覇空港を目的地としましょう。
那覇空港からは那覇市内にある泊港を目指す必要があり、その交通手段としてはレンタカーの利用がおすすめです。
泊港の住所は沖縄県那覇市前島3-25-1で、車を使った移動による所要時間は約20分です。
市街地の中心部に近いため、ナビなどを併用すれば迷わずに辿り着くことができるでしょう。
駐車場は「とまりんアネックス駐車場」か、「泊ふ頭地下駐車場」が停めやすくなっています。
観光客が沖縄に大勢訪れる夏休みやGWなどの時期にはレンタカーの予約が埋まってしまっていることもありますが、その場合はモノレールや路線バスによる移動が可能です。
那覇市内はさまざまな交通手段に恵まれた環境となっているため、泊港までは基本的に移動手段に困ることはありません。
泊港に到着後は、港で高速船かフェリーに乗って阿嘉島を目指すことになります。
高速船クイーンざまみ
「高速船クイーンざまみ」は高速船という名称の通り、短時間で阿嘉島を目指すことができる移動手段です。
ルートによって所要時間は変わりますが、最短だと50分ほどで阿嘉島に到着することが可能となっています。
料金は、片道で大人が3,140円、子供が1,570円です。
出航時刻が時期によって異なる点に注意が必要で、1~3月、10~12月は9時・15時に泊港からの便が出ています。
4~6月、9月の時期には9時・16時に出航時刻が変わるため、間違えないようにしましょう。
そして、観光最盛期である7~8月とGWには増便されて、9時・13時・16時の3便が泊港から阿嘉島へ向かいます。
便が増えるため利便性は増しますが、最盛期は予約が早めに埋まってしまうこともあるため、注意しておきましょう。
フェリーざまみ
もう1つの主要手段となるのが、「フェリーざまみ」です。
フェリーは高速船に比べると時間がかかり、阿嘉島までの所要時間は約90分となっています。
フェリーざまみはクイーンざまみに比べて料金が安価だという利点があり、片道料金が大人2,150円、子供が1,080円となっています。
こちらの出航時刻は年間通じて午前10時に固定されているものなので、時間を守って港を訪れるように心がけましょう。
阿嘉島の移動手段
阿嘉島に渡航後、島内の観光を楽しむためには移動手段を考えておく必要があります。
阿嘉島は周囲が約12kmと小規模な島ですが、それでも効率よく巡るためには徒歩以外の移動手段についても考えておくことが大切です。
以下に便利な移動手段をいくつかピックアップしましたので、順にチェックしていきましょう。
レンタバイク
阿嘉島の中で最も機動力に富んだ移動手段として挙げられるのが、レンタバイクです。
バイクということで運転にはもちろん免許が必要ですが、運転免許をお持ちの方であれば十分すぎるほどの移動手段を手にすることができるでしょう。
阿嘉島は狭い島ではありますが、坂道が多いという地形上の大きな特徴を持っています。
そのため、徒歩だけですべてを賄おうとすると体力的に負担がある場合があり、特に夏場などは疲労がたまってしまいがちです。
そんな時にバイクを利用すれば、効率よく体力を温存しながら島内を観光することができるでしょう。
レンタルショップ しょう
阿嘉島で唯一バイクを借りられるのが、「レンタルショップ しょう」です。
1時間までが1,500円、2時間までで2,000円、3時間までで2,500円、4時間までで3,000円、5時間までで3,500円というわかりやすい料金制度となっており、柔軟な借り方ができるでしょう。
レンタルサイクル
もう1つ、メジャーな移動手段として挙げられるのが、レンタルサイクルです。
こちらは免許が不要であり、事故などのリスクも低いため、どなたでも安心して利用できる移動手段だと言えるでしょう。
メリットデメリット
レンタルサイクルを利用することのメリットとしては、なんといっても安価であるというコスパ面が挙げられます。
レンタバイクと比べても大幅に安値で利用することができ、時間を細かく気にしながら過ごさなくて良いという点が大きなメリットです。
一方のデメリットとしては、前述の通り坂道が多い地形となっているため、自転車の運転で体力を消耗してしまいがちだという点です。
単純な移動距離以上に大きく体力を削られてしまいがちですので、レンタルサイクルの利用時には前後のスケジュールに支障が出ないように気を付けましょう。
レンタルショップ しょう
レンタルサイクルを借りられるお店としてまず挙げられるのが、レンタバイクと同じ「レンタルショップ しょう」です。
料金は1時間300円、2時間500円、3時間700円、4時間800円、4時間以上1,000円なっており、レンタルバイクに比べて大幅に安価だと言えるでしょう。
また200円でシャワーを借りることができ、自転車移動でかいてしまった汗をすぐに流せる点も嬉しいポイントです。
民宿 辰野城
阿嘉島の民宿である辰野城でも、自転車をレンタルすることができます。
こちらの料金は、1時間300円、2時間500円、3時間700円、4時間800円、5時間以上1,000円となっており、若干の安値となっています。
どちらのお店も気軽に自転車をレンタルすることが可能ですので、お好みに応じてお店を選ぶと良いでしょう。
タクシー
阿嘉島は狭い島ですが、島内に1台だけタクシーが導入されています。
基本的には観光客の利用が想定されたタクシーですので、必要に応じて利用すると良いでしょう。
阿嘉交通
阿嘉島内唯一のタクシー会社として存在している阿嘉交通は、初乗り500円という料金設定となっています。
用意されている1台はワゴンタクシーであり、大人数での乗車にも対応しているのが嬉しいポイントだと言えるでしょう。
島内の面積がそれほど広くないことから移動距離も限られており、運賃はそれほど高額になりません。
他の土地のタクシー料金よりも安価に済むケースが多いため、便利な交通手段の1つとして頭に入れておくと良いでしょう。
まとめ

今回は、沖縄本島とセットで観光を楽しめる離島、阿嘉島に関するさまざまな交通手段についてご紹介いたしました。
阿嘉島は小規模ながら多くの魅力を秘めた島であり、島内を巡れば数多くの楽しみを見つけることができるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、阿嘉島観光を楽しんでいただければ幸いです。