チービシってどんなところ?神山島・ナガンヌ島・クェフ島それぞれの魅力&おすすめのツアーをご紹介
目次
慶良間諸島ってどんなところ
慶良間諸島は沖縄県那覇市から西に40kmほど離れたところに位置する、大小36の島々からなる列島です。
那覇市からはフェリーで日帰りでも行けるほど近いので、多くの観光客がマリンアクティビティなどを楽しみに訪れます。
世界でも屈指の透明度を誇る美しい海には、本州では見ることのできない生物が沢山生息しており、まさに非日常感を味わうことができます。
慶良間の魅力
慶良間諸島には私たちを魅了する要素がいくつもあります!
那覇市から約10~40分で気軽に行くことができ、島々の中にはリゾート地化された島もありますので、離島初心者の方にもおすすめの島々です。
世界を魅了するケラマブルー
世界中のダイバーを魅了している美しい海は「ケラマブルー」と呼ばれています。
透明感のあるブルーの海は、水上からでも海の中をハッキリと見ることができ、シュノーケリングやスキューバダイビングに非常に適しています。
マリンアクティビティの聖地
多くの観光客が、ケラマブルーの海でマリンアクティビティを楽しんでいます。
慶良間諸島のほとんどは無人島で人が少なく、ゆったりとした時間の中で様々なアクティビティを堪能できます。
中でもダイビングやシュノーケリング、パラセーリングなどが人気です。
世界からも注目されている美しい海で、最高のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?


壮大な大自然
慶良間諸島は美しい海だけでなく、壮大な大自然も魅力の1つです。
1年を通して温暖な気候が続く土地ならではの南国のような風景が、喧騒の日々を忘れさせてくれます。
また、春にはケラマツツジが咲いていたり、年中ハイビスカスが咲いていたりなど、本州では見ることのできない植物もたくさんあります。
ケラマブルーの魅力
上記でもご紹介したように、ケラマブルーといえばその抜群の透明度で有名ですが、慶良間諸島には環礁エリアがたくさんあるため、綺麗なサンゴ礁やそこを住処にする熱帯魚も豊富です。
またウミガメの餌になる海藻も多く生えているので、運が良ければウミガメとも遭遇できるチャンスがあります。
これらの豊かな生態系が高く評価され、2014年には日本で31番目の国立公園に慶良間諸島が指定されました。
慶良間諸島の人気スポット チービシとは
慶良間諸島の中でも、チービシと呼ばれる3つの島は有名です。
チービシは那覇市から約15km離れた沖に位置する3つの無人島の総称で、那覇市の港から船に乗り、20分ほどで到着します。
これは、慶良間諸島の中では1番近い島々です。
チービシってどんなところ
チービシは、サンゴ礁が連なった場所があったり、ダイビングスポットやウミガメの休憩場所などもあったりなど、マリンアクティビティを楽しむにはうってつけの場所です。
無人島なので、那覇市からの定期船が無いことが難点ではありますが、ツアーに参加すれば往復の船を出してもらえるので行くことが可能です。
チービシを構成する3つの島
チービシを構成している、神山島・ナガンヌ島・クェフ島の3つの島々についてご紹介します!
神山島
島の特徴・魅力
神山島は、那覇市の港から西北西へ約10km離れた沖に位置しています。
島には灯台があり、その周りには山のように生い茂った緑もあります。
ナガンヌ島やクェフ島よりはリゾート地化されておらず、手付かずの自然も多く残されており、観光で人が訪れることは少ないです。
しかし、神山島の南側にはウミガメのクリーニングステーションがあり、高確率でウミガメと遭遇できることで有名です。
ですので、ダイビング目的で訪れる方が少なくありません。
那覇空港からの行き方
那覇市から神山島への定期船はありません。
ですが、ツアーに参加することで行くことができますので、ツアーの集合場所としてよく利用されている泊港(とまりん)への行き方をご紹介します。
車を利用される場合、那覇空港から国道58号線で那覇方面へ、「泊ふ頭入口交差点」を左折し、1つめの信号を右折すると到着します。
モノレールの場合は、最寄り駅である美栄橋駅から徒歩で約10分です。
バスの場合は、最寄りのバス停である泊高橋バス停から徒歩で約7~8分です。
ナガンヌ島
島の特徴・魅力
チービシの3つの島の中では、1番観光設備が充実しています。
島が横長の形をしており、”長い物”という意味のナガンヌという言葉から名付けられました。
ツアーなどを運営している会社がシャワーやロッカー、水洗トイレ、休憩所、更衣室などを設置しているため、無人島初心者の方でも何不自由なく過ごすことができます。
全体的に綺麗な白いビーチが広がっており、その姿は本州から那覇空港へ飛行機で向かう際に窓から見ることもできます。
那覇空港からの行き方
那覇市からナガンヌ島には、泊港(とまりん)から専用クルーザーによる定期便を利用して行く事ができます。
泊港(とまりん)までの行き方は、「神山島」の内容をご参照ください。
定期便は往復便セットでの販売となっています。
座席数に限りが有り、満席になることも多いため、ナガンヌ島のホームページより事前に予約することをおすすめします。
ナガンヌ島でのアクティビティや施設利用料と、乗船料がセットになったプランもあるため、予定に合わせて選べるのも嬉しいですね。
クェフ島
島の特徴・魅力
クェフ島はナガンヌ島をそのまま縮小したような形をしており、全長が200mほどしかありません。
島の周りにはサンゴ礁が連なっており、これが防波堤のような役割をしているので、比較的おだやかな海が広がっています。
ただし、波が高くなりやすい冬には上陸できないこともありますのでご注意ください。
クェフ島には船を停泊させられるような場所はありませんので、少し離れた場所に船を泊めて、そこからゴムボートやマリンジェットで海岸まで移動します。
那覇空港からの行き方
那覇市からクェフ島への定期船はありません。
ですが神山島と同じく、ツアーに参加することで行くことができます。
ツアーの集合場所としてよく利用されている泊港(とまりん)への行き方は、「神山島」の内容をご参照ください。
チービシで楽しめるアクティビティ
チービシで楽しむことができるマリンアクティビティの中から、おすすめのものをご紹介します!
シュノーケリング
マリンアクティビティでは定番のシュノーケリングですが、沖縄の海の中でも特に透明度の高いケラマブルーの海で体験するシュノーケリングは格別です。
特に、神山島の近くにはウミガメに高確率で出会えるスポットもありますので、”ウミガメフォトツアー”などにぜひ参加してみてください!
ダイビング
ダイビングはシュノーケリングと比べると難易度は上がりますが、ツアーに参加すればインストラクターがサポートしてくれますので、初心者の方でも安全に体験できます。
また、チービシには”光の洞窟”と呼ばれるダイビングスポットもあります。
透明度が高い海なので光が水中に入りやすく、まるでスポットライトのように中が照らされている洞窟です。
ダイビングで潜り、中から水面を見上げると非常に神秘的な光景が広がっていておすすめです。
パラセーリング
パラセーリングは、モーターボートに繋がれたパラシュートを装備し、モーターボートが走ることによって起きる風圧で飛ぶアクティビティです。
約20~30mほど上空を空中散歩することができ、海に落ちることはほとんどありませんので、泳ぎが苦手な方でも楽しめます。
慶良間諸島の島々を上から見渡して、太陽光でキラキラと美しく光るケラマブルーを展望できます。
ホエールウォッチング
チービシ周辺は冬にザトウクジラが現れることでも有名です。
慶良間諸島の海は冬でも比較的あたたかく、シベリア海域にいるザトウクジラが繁殖活動のために訪れます。
出産や子育てを慶良間諸島の海で行ったあと、春が来る頃にシベリアの方へ戻っていきます。
オスのクジラがメスを奪い合う時に海面を尻尾で叩きつける、”メイティング・ポッド”という光景を見ることができるかもしれません。
BBQ
主にナガンヌ島のビーチで楽しむことができます。
食材や道具は全て現地に用意してあるので、手ぶらでも問題ありません。
綺麗なビーチと海を眺めながら食べるBBQは、最高の思い出になるでしょう。
おすすめのツアー
チービシで楽しむことができる、おすすめのツアーをいくつかご紹介します!
GWから夏にかけては観光のハイシーズンなので、この時期に訪れる予定の方は事前に予約することをおすすめします。
まとめ
慶良間諸島・チービシの魅力についてご紹介してきました。
世界でも有名なケラマブルーの海で楽しむマリンアクティビティは、ぜひ1度は体験していただきたいです。
那覇市からそれほど遠くない位置にありますので、日帰りツアーでも充分に楽しめるおすすめの島々です。
忘れられない素敵な思い出を、ぜひ慶良間諸島で作ってみてはいかがでしょうか?